報道資料
令和5年10月3日
移動通信分野及び固定通信分野におけるスタックテストに係る指針等の改定に係る意見募集
総務省は、「移動通信分野における接続料等と利用者料金の関係の検証に関する指針」、「固定通信分野における接続料と利用者料金の関係の検証に関する指針」及び「FTTHアクセスサービスにおける不当競争の具体例について」の改定案を作成しました。
つきましては、本改定案について、令和5年10月4日(水)から同年11月2日(木)までの間、意見募集を行います。
1 経緯
第一種指定電気通信設備制度及び第二種指定電気通信設備制度においては、接続料等と利用者料金の関係について、価格圧搾による不当な競争を引き起こすものとならないかを検証し、その結果に応じて接続料等と利用者料金の関係の調整その他の対応を行うため、「スタックテスト」を行っています。
総務省では、スタックテストの実施方法等について「接続料の算定等に関する研究会」
※及び「競争ルールの検証に関するWG」において議論を行い、「接続料の算定等に関する研究会 第七次報告書」(令和5年9月6日(水)公表)及び「競争ルールの検証に関する報告書 2023」(令和5年9月11日(月)公表)を公表しています。
これらを踏まえ、今般、移動通信分野及び固定通信分野においてスタックテストの基本的な方法を定める「移動通信分野における接続料等と利用者料金の関係の検証に関する指針」(令和4年11月策定)及び「固定通信分野における接続料と利用者料金の関係の検証に関する指針」(平成30年2月策定)の改定案を作成しました。
また、競争ルールの検証に関するWGにおいて行ってきた、固定通信市場におけるキャッシュバック・セット割引による不当競争の検証の過程で整理された内容を反映するため、併せて「FTTHアクセスサービスにおける不当競争の具体例について」(令和元年6月策定)の改定案を作成しました。
これら改定案の概要は
別紙1
のとおりです。
※令和元年12月に「接続料の算定に関する研究会」から名称を変更。
2 意見公募要領
(1)意見募集対象
・「移動通信分野における接続料等と利用者料金の関係の検証に関する指針」の改定案:
別紙2
・「固定通信分野における接続料と利用者料金の関係の検証に関する指針」の改定案:
別紙3
・「FTTHアクセスサービスにおける不当競争の具体例について」の改定案:
別紙4
(2)意見募集期間
令和5年10月4日(水)から同年11月2日(木)まで(必着)
詳細については、
別紙5
の意見公募要領を御覧ください。なお、本案については、電子政府の総合窓口[e-Gov](
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public)の「パブリックコメント」欄に掲載します。
3 今後の予定
寄せられた意見を踏まえ、改定及び公表を行う予定です。
<関係報道資料>
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