報道資料
平成24年6月15日
ICANNによる新たな分野別トップレベルドメイン名へのコメント等受付のお知らせ
インターネット上の住所に当たるドメイン名※1を管理する国際的な組織であるICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers、米国カリフォルニア州の非営利法人)は、新たな分野別トップレベルドメイン名(gTLD: generic Top Level Domain)※2の導入を進めています。ICANNは、平成24年1月12日から同年5月30日まで新gTLDの申請を募集し、同年6月13日に、申請されたドメイン名や申請者等を公表するとともに、コメントや異議申立ての受付を開始しましたので、お知らせします。
1 経緯
現在、「.com」や「.net」など22種類の分野別トップレベルドメイン(gTLD)が存在しますが、ICANNでは、新たなgTLDを利用したいとの要望を受け、地名や企業の名称など新たなgTLDの導入に向けた検討を進めてきました。平成23年6月、ICANNは、新gTLDの審査プロセス(
別紙参照)を定めた「新gTLD申請者ガイドブック」※3を取りまとめ、平成24年1月12日から同年5月30日まで、新gTLDの申請募集を行いました。
2 ICANNによる新gTLDの審査について
平成24年6月13日、ICANNは、審査プロセスの一環として、申請されたドメイン名や申請者名等の申請結果をWEBサイト※4に公表し、併せて、コメント(公表から60日間)及び異議申立て(公表から7か月間)の受付を開始しました。コメントは、審査において考慮され、異議申立てが提出された場合には、外部の審査員による紛争解決手続に進むとされています。 申請されたドメイン名には、地名や企業名など様々な名称が含まれていますので、ICANNの公表内容を御確認いただき、コメントや異議申立てを提出する場合には、ICANNのWEBサイト※5より御提出ください。
※1 ドメイン名は、インターネットで通信を行う際の宛先を示す文字列(「www.soumu.go.jp」等)をいいます。
※2 トップレベルドメインとは、例えば「www.soumu.go.jp」における「.jp」に当たる部分であり、「.jp」などの国別トップレベルドメインと、「.com」などの分野別トップレベルドメインの2種類に大別されます。
※3
http://newgtlds.icann.org/en/applicants/agb
※4 http://newgtlds.icann.org/en/program-status/application-results
※5
http://newgtlds.icann.org/en/program-status/application-comments
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