1 固定通信
(1) 加入電話(NTT東西加入電話、直収電話、0ABJ−IP電話及びCATV電話)の契約数は5,691万(前期比0.1%減)と減少傾向となっています。
加入電話におけるNTT東西のシェアは79.2%(前期比0.4ポイント減)と減少が続いています。
(2) IP電話の利用番号数は2,848万(前期比2.6%増)と増加が続いています。このうち、0ABJ−IP電話については、利用番号数は2,096万(前期比3.9%増)と増加が続いています。シェアについては、NTT東西は65.5%(前期比0.3ポイント減)と減少が続いているのに対し、KDDIは19.1%(前期比0.9ポイント増)と増加が続いています。
また、050−IP電話については、利用番号数は753万(前期比0.9%減)と減少が続いています。シェアについては、ソフトバンクBBは39.6%(前期比0.4ポイント減)と減少が続いているのに対し、NTTコミュニケーションズは39.4%(前期比0.4ポイント増)と増加傾向となっています。
2 移動体通信
移動体通信の契約数(MVNO含む)は1億3,276万(前期比2.2%増)と増加が続いています。携帯電話の契約数は1億2,820万(前期比2.1%増)と増加が続いています。また、PHSの契約数については、456万(前期比5.8%増)と増加が続いています。
携帯電話・PHSの契約数のシェアについては、NTTドコモは45.3%(前期比0.6ポイント減)と減少が続いている一方で、KDDIは26.4%(前期比±0)と横ばい、ソフトバンクモバイルは21.8%(前期比0.4ポイント増)と増加しています。
なお、MVNO契約数については484万加入(前期比9.0%増)と増加しています。
3 インターネット接続
(1) ブロードバンドサービス※2の契約数は3,952.8万(前期比4.8%増)と増加が続いています。
(2) 3.9世代携帯電話パケット通信サービスの契約数は229.7万(前期比約2倍)と大幅に増加しています。
(3) BWAの契約数は230.4万(前期比35.8%増)と大幅に増加しています。
(4) FTTHの契約数は、2,230.3万(前期比1.8%増)と増加が続いているものの、増加率は鈍化しています。シェアについては、NTT東西は74.2%(前期比0.2ポイント減)、電力系事業者は9.0%(前期比0.1ポイント減)でおおむね横ばい、KDDIは9.5%(前期比0.3ポイント増)と増加しています。
(5) DSLの契約数は、670.5万(前期比5.0%減)と減少が続いています。シェアについては、シェア1位のソフトバンクBBが38.8%(前期比±0)、シェア2位のNTT東西は34.6%(前期比0.1ポイント減)とおおむね横ばいとなっています。
(6) 全ての都道府県でFTTHの契約数が増加し、全ての都道府県でDSLの契約数が減少しています。なお、ブロードバンドサービスの都道府県別契約数等の詳細については、
参考資料
のとおりです。