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報道資料

令和2年4月10日

「インターネットトラヒック流通効率化検討協議会」の設立

 インターネットコンテンツの円滑な流通を図るため、コンテンツ事業者とネットワーク事業者等の協力体制を構築し、関係者間の定常的な情報共有及び課題検討を行う「インターネットトラヒック流通効率化検討協議会」が設立されることとなりました。

1 経緯

 我が国におけるインターネットトラヒックは、年間2〜4割程度のペースで増加しており、従来コンテンツの高品質化(動画コンテンツの高精細化や大容量のゲームコンテンツの配信拡大等)や、新たなコンテンツ(テレビ放送のネット同時配信等)の普及・拡大等により、トラヒック需要の伸びは継続するものと考えられます。
 こういった状況の中で、今後とも引き続き、インターネットの品質を維持・向上させるためには、コンテンツ事業者とネットワーク事業者といった業界を超えた連携による対処が必要となります。このため、インターネットトラヒックの流通に携わる民間事業者各社が連携し、定常的な情報共有及び課題検討を行う「インターネットトラヒック流通効率化検討協議会」(略称:CONECT)が設立されることとなりました。

 

2 活動内容

  • (1) 各事業者からみたインターネットの現状と課題の共有
    • インターネットトラヒックの増加について
    • インターネット利用におけるユーザー体感品質の維持・向上について
    • 災害等発生時(今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大など、インターネットトラヒックに大きな影響を及ぼしうる事態も含む)におけるインターネットの事業継続性について
  • (2) 課題解決に向けた技術的な対応策の検討
  • (3) その他協議会の目的を達成するために必要な事項

3 略称・ロゴ

活動を促進するため、以下のとおり、略称・ロゴを決定しました。
<略称>
CONECT
  読みは「コネクト」、COuncil for Network Efficiency by Cross-layer Technical membersの略。

<ロゴ>
CONECTロゴ

4 参加企業・団体等

本協議会の参加企業・団体等は次のとおりです。
なお、参加企業・団体等については、今後追加や変更となる場合がございます。
(企業名・団体名にて五十音順)

  • アカマイ・テクノロジーズ合同会社
  • 株式会社AbemaTV
  • 株式会社インターネットイニシアティブ
  • インターネットマルチフィード株式会社
  • エクイニクス・ジャパン株式会社
  • NTTコミュニケーションズ株式会社
  • 株式会社NTTドコモ
  • 株式会社NTTぷらら
  • 株式会社オプテージ
  • グーグル合同会社
  • KDDI株式会社
  • 株式会社サイバーエージェント
  • 株式会社Jストリーム
  • 株式会社ジュピターテレコム
  • 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント
  • ソフトバンク株式会社
  • センチュリーリンク株式会社
  • 東京大学(予定)
  • 西日本電信電話株式会社
  • ニフティ株式会社
  • 日本インターネットエクスチェンジ株式会社
  • 日本ネットワークイネイブラー株式会社
  • 日本マイクロソフト株式会社
  • ネットフリックス株式会社
  • BBIX株式会社
  • 東日本電信電話株式会社
  • ビッグローブ株式会社
  • ヤフー株式会社
  • ライムライト・ネットワークス・ジャパン株式会社
連絡先
総合通信基盤局 電気通信事業部 データ通信課
担当:大江課長補佐、水野調査員
電話:03−5253−5853
FAX:03−5253−5855

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