インターネットコンテンツの円滑な流通を図るため、コンテンツ事業者とネットワーク事業者等の協力体制を構築し、関係者間の定常的な情報共有及び課題検討を行う「インターネットトラヒック流通効率化検討協議会」が設立されることとなりました。
1 経緯
我が国におけるインターネットトラヒックは、年間2〜4割程度のペースで増加しており、従来コンテンツの高品質化(動画コンテンツの高精細化や大容量のゲームコンテンツの配信拡大等)や、新たなコンテンツ(テレビ放送のネット同時配信等)の普及・拡大等により、トラヒック需要の伸びは継続するものと考えられます。
こういった状況の中で、今後とも引き続き、インターネットの品質を維持・向上させるためには、コンテンツ事業者とネットワーク事業者といった業界を超えた連携による対処が必要となります。このため、インターネットトラヒックの流通に携わる民間事業者各社が連携し、定常的な情報共有及び課題検討を行う「インターネットトラヒック流通効率化検討協議会」(略称:CONECT)が設立されることとなりました。
2 活動内容
- (1) 各事業者からみたインターネットの現状と課題の共有
- インターネットトラヒックの増加について
- インターネット利用におけるユーザー体感品質の維持・向上について
- 災害等発生時(今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大など、インターネットトラヒックに大きな影響を及ぼしうる事態も含む)におけるインターネットの事業継続性について
- (2) 課題解決に向けた技術的な対応策の検討
- (3) その他協議会の目的を達成するために必要な事項
3 略称・ロゴ
活動を促進するため、以下のとおり、略称・ロゴを決定しました。
<略称>
CONECT
読みは「コネクト」、COuncil for Network Efficiency by Cross-layer Technical membersの略。
<ロゴ>
4 参加企業・団体等
本協議会の参加企業・団体等は次のとおりです。
なお、参加企業・団体等については、今後追加や変更となる場合がございます。
(企業名・団体名にて五十音順)
- アカマイ・テクノロジーズ合同会社
- 株式会社AbemaTV
- 株式会社インターネットイニシアティブ
- インターネットマルチフィード株式会社
- エクイニクス・ジャパン株式会社
- NTTコミュニケーションズ株式会社
- 株式会社NTTドコモ
- 株式会社NTTぷらら
- 株式会社オプテージ
- グーグル合同会社
- KDDI株式会社
- 株式会社サイバーエージェント
- 株式会社Jストリーム
- 株式会社ジュピターテレコム
- 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- ソフトバンク株式会社
- センチュリーリンク株式会社
- 東京大学(予定)
- 西日本電信電話株式会社
- ニフティ株式会社
- 日本インターネットエクスチェンジ株式会社
- 日本ネットワークイネイブラー株式会社
- 日本マイクロソフト株式会社
- ネットフリックス株式会社
- BBIX株式会社
- 東日本電信電話株式会社
- ビッグローブ株式会社
- ヤフー株式会社
- ライムライト・ネットワークス・ジャパン株式会社