1 概要
総務省は、IP化するネットワークのシステム管理・人材の在り方について検討を行うため、平成20年4月から平成21年2月までの間、「IPネットワーク管理・人材研究会」(座長:後藤 滋樹 早稲田大学理工学術院教授)を開催しました。同研究会で取りまとめられた報告書において、IP化の進展に伴い、設備やシステムの構成が変化し、電気通信主任技術者には、従来以上に、広範かつ多様な知識・能力が求められるようになっている一方で、資格取得者が自らスキルアップを図りたくとも、手掛かりとなる情報がないといった問題が顕在化していることから、電気通信主任技術者に求められるスキル(知識・能力)を具体的かつ体系的に整理し、公表することで、人材の育成・確保に役立てることが必要との提案がなされたことを受けて、「電気通信主任技術者スキル標準」(案)を取りまとめました。
これについて平成22年8月31日(火)から同年9月30日(木)までの間意見募集を行った結果、2件の意見の提出がありました。
今般、意見募集の結果を踏まえ、「電気通信主任技術者スキル標準」を策定しましたので、提出された意見及びそれらに対する総務省の考え方と併せて公表します。
2 ガイドライン
「電気通信主任技術者スキル標準」は別紙1
のとおりです。
3 意見募集の結果
提出された意見及びそれらに対する総務省の考え方は別紙2
のとおりです。
【参考】
○ 「電気通信主任技術者スキル標準」(案)に対する意見募集(平成22年8月31日)
URL: https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban05_01000001.html
○ 「IPネットワーク管理・人材研究会」報告書の公表(平成21年2月18日)