総務省は、デジタル変革時代における安心・安全で信頼できる通信サービス・ネットワークの確保に向けて、電気通信事業者におけるサイバーセキュリティ対策及びデータの取扱いに係るガバナンス確保の今後の在り方について検討するため、「電気通信事業ガバナンス検討会」を開催します。
1 目的
「デジタル社会」の実現のためには、その中枢基盤として、サイバー空間とフィジカル空間を繋ぐ神経網である通信サービス・ネットワークが安心・安全で信頼され、継続的・安定的かつ確実・円滑に提供されることが不可欠です。
しかし、最近、通信サービス・ネットワークを司る電気通信事業者において、利用者の個人情報や通信の秘密の漏えい事案が発生するとともに、海外の委託先等を通じ、これらのデータにアクセス可能な状態にあることに関するリスク等が顕在化しています。さらに、電気通信事業者に対するサイバー攻撃により、通信サービスの提供の停止に至る事案や通信設備に関するデータが外部に漏えいしたおそれのある事案が発生するなど、サイバー攻撃のリスク等も深刻化しています。
以上を踏まえ、デジタル変革時代における安心・安全で信頼できる通信サービス・ネットワークの確保を図るため、電気通信事業者におけるサイバーセキュリティ対策及びデータの取扱いに係るガバナンス確保の今後の在り方について、検討を行います。
2 検討事項
(1)電気通信事業者におけるサイバーセキュリティ対策及びデータの取扱いに係るガバナンス確保の今後の在り方
(2)上記を踏まえた、政策的な対応の在り方
(3)その他
3 構成員等
4 スケジュール
近日中に第1回会合を開催し、以降順次開催予定です。
5 留意事項
本検討会は、サイバーセキュリティ対策及びデータの取扱いに係るガバナンスに関する個別事例等を取り扱うことから、非公開とさせていただきます。