総務省は、平成26年10月7日から9日まで、ロンドン・アクション・プラン(LAP)事務局との共催により、迷惑メール対策に関する各国の規制機関及び関係団体の参加を得て、第10回ロンドン・アクション・プラン定期会合を東京で開催しました。
同会合において、総務省から提案したAnti-Spam Library(各国の関係機関が相互に参照可能な迷惑メール対策に関するポータルサイト)の構築を含む、迷惑メール対策の取組強化等を内容とする東京宣言が全会一致で採択されました。
総務省では、東京宣言の採択を受け、Anti-Spam Libraryを通じた迷惑メール対策関係施策の周知啓発及び迷惑メール対策に関する情報交換等の国際連携の強化に取り組んで参ります。
(参考)
「ロンドン・アクション・プラン」は、2004年11月、ロンドンにおいて開催された「スパム対策執行に関するワークショップ(米国連邦取引委員会と英国公正取引庁が共催)」に参加した日本を含む15カ国19機関が、各国の迷惑メール対策機関同士の情報交換等を行うことに合意して発足した多国間の枠組みです。2005年以降、毎年1回程度の定期会合を開催し、迷惑メール対策における国際連携等の取組を推進しています。