総務省は、アマチュア無線技士国家試験における電気通信術(モールス電信)の見直し案について平成22年11月22日から同年12月22日までの間、意見募集を行ったところ、164件の意見の提出がありましたので、提出された意見及びそれらに対する総務省の考え方を公表します。
総務省は、頂いたご意見を踏まえ、本見直し案を実施するために必要となる関係法令の見直しを行う予定です。
1 見直しの背景
総務省は、平成17年に第三級アマチュア無線技士の国家試験の科目から電気通信術(モールス電信)に関する実技試験を削除し、以後、法規に関する筆記試験によりモールス電信の知識を確認する方法へ改正を行いました。
その後も、アマチュア無線技士の国家試験における電気通信術(モールス電信)の試験方法の在り方について検討を続けてきましたが、欧米の主要な各国においてもアマチュア無線技士についてモールス電信に関する技能試験が廃止されているなどの現状に鑑み、受験者の負担軽減の観点から、第一級アマチュア無線技士及び第二級アマチュア無線技士の国家試験に係る試験科目の見直し案を作成しました。
本見直し案について、平成22年11月22日から同年12月22日までの間、意見募集を行ったところ、164件の意見の提出がありました。
2 意見募集の結果
提出された主な意見及びそれらに対する総務省の考え方は、
別紙のとおりです。
3 今後の予定
寄せられた意見を踏まえ、
別添のとおり関係法令等の見直しを行う予定です。