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報道資料

平成24年6月8日

平成24年度 電波資源拡大のための研究開発に係る提案公募

 総務省は、平成24年6月8日(金)から同年7月9日(月)までの間、新たに開始する3つの電波資源拡大のための研究開発課題について、基本計画書に設定された個別の技術課題ごとに、提案の公募を実施します。

1 公募を行う研究開発課題等

 本研究開発は、総務省が電波利用料財源を用いて実施することを予定しているもので、電波資源拡大に資する研究開発課題を指定した上で研究開発提案を公募・採択し、民間企業等の研究機関に委託するものです。本公募では、次表の研究開発課題(IからIIIまで)に対する提案を募集します。
 実施予定額の初年度上限については、表中の実施予定額を想定していますが、外部評価の結果等を踏まえ確定します。また、実施期間は目途として示しているものです。
 次表の研究開発課題における各技術課題のいずれか一つ又は複数に提案することができるものとしますが、複数の技術課題に提案する場合は、技術課題ごとに提案書を作成する必要があります。
 また、各技術課題の実施者は、基本計画書に掲げる研究開発課題の目標を達成するため、かつ、実用的な成果を導出するために必要な共同研究体制又は研究協力体制を構築することとし、原則として技術課題アの実施者は、研究開発課題全体の取りまとめを行うものとします(ただし、各技術課題の実施者間の調整により変更可能)。
 なお、採択件数は、原則として1技術課題当たり1件とします。

研究開発課題 技術課題 実施予定額
(初年度上限)
実施期間
(目途)
I 複数周波数帯の動的利用による周波数有効利用技術の研究開発 無線パラメータ動的再構築技術 6.5億円
程度
3か年
可搬型基地局用再構築可能無線機構成技術
端末側無線機構成技術
基地局間トラヒック最適制御技術
無線パラメータ管理プラットフォーム技術
II

マルチバンド・マルチモード対応センサー無線通信基盤技術の研究開発 マルチバンド・マルチモード無線通信技術 7.5億円
程度
3か年
センサー無線システム周波数協調技術
雑音低減・干渉抑圧するためのRF・ベースバンド信号処理最適化技術
III ミリ波帯ワイヤレスアクセスネットワーク構築のための周波数高度利用技術の研究開発 60GHz帯近距離大容量データ伝送用携帯端末/無線アクセスゲートシステム 6.5億円
程度
4か年
40GHz帯周波数利用効率倍増型中距離無線システム
ミリ波帯ワイヤレスアクセスネットワーク運用技術

2 公募期間

 平成24年6月8日(金)から同年7月9日(月)まで

3 応募方法

(1) 公募の概要、応募資格等詳細につき提案要領を御確認ください。応募に当たっては、提案書作成要領に定める所定の様式に従う提案書一式を作成してください。
(2) 府省共通研究開発管理システム(e-Rad)を用いて、応募情報を入力の上、電子申請してください。(平成24年7月9日(月)17時までに、e-Rad上の全ての応募操作を完了させてください。)
※ e-Radへの申請を行う際には、研究機関の登録手続等に2週間以上要する場合がありますので、余裕をもって作業を行ってください。なお、e-Radについては、http://www.e-rad.go.jpを御覧ください。
(3) e-Radへの申請を行うと同時に、提案書1部、提案書の写し1部、その他提案に必要な書類1式(詳細は提案書作成要領を御覧ください。)を総務省担当係宛てに送付してください。(平成24年7月9日(月)必着)
なお、応募に関する書類は、こちらからダウンロードしてください。

提案要領

別紙1 <基本計画書>複数周波数帯の動的利用による周波数有効利用技術の研究開発

別紙2 <基本計画書>マルチバンド・マルチモード対応センサー無線通信基盤技術の研究開発

別紙3 <基本計画書>ミリ波帯ワイヤレスアクセスネットワーク構築のための周波数高度利用技術の研究開発

別紙4 対象経費(直接経費)の範囲

別紙5 府省共通研究開発管理システム(e-Rad)による応募について

別紙6 情報通信分野に係る研究機関における公的研究費の管理・監査の指針

別紙7 情報通信分野における研究上の不正行為への対応指針(第2版)

別紙8 情報通信分野における研究開発委託契約 経理処理解説

提案書作成要領

提案書様式

提案書様式のうち[様式4a]及び[様式4b]

※共同研究を行う場合、提案書は代表研究機関が取りまとめの上、総務省に提出するものとします。

4 委託先の選定

 委託先の選定については、外部評価を行い、その結果を受けて総務省が行います。

5 今後のスケジュール

 今後のスケジュールは以下のとおり想定していますが、外部評価の状況等により前後することがあります。
・6月8日  :公募の開始
・7月9日  :公募の締め切り
・8月上旬  :外部評価を行い、委託先候補となる研究機関を選定
・8月下旬  :採択・不採択通知の送付
・採択通知後 :研究機関との調整が終わり次第、速やかに研究委託契約を締結し、研究開発を実施

6 問合せ及び提出先(研究開発課題ごとに窓口が異なります。)

 各研究開発課題及び技術課題の内容等に関する問合せは、研究開発課題ごとに各担当係宛てお願いします。
 その他、提案書の作成及び提出方法等に関する問合せは、総合通信基盤局電波部電波政策課開発係宛てお願いします。E-mailによる問合せの場合は、次のアドレス(wireless-rd_atmark_ml.soumu.go.jp(スパムメール防止のため、@を「_atmark_」と表示しております。メールを送られる際には、「_atmark_」を@に直して入力してください))にて一括して受け付けています。

 提案書等の提出については、各担当係宛て送付してください。

【研究開発課題及び技術課題等に関する問合せ及び提出先】
提出先住所:〒100-8926 東京都千代田区霞が関2-1-2 中央合同庁舎第2号館
研究開発課題 技術課題 担当係
I 複数周波数帯の動的利用による周波数有効利用技術の研究開発 無線パラメータ動的再構築技術 総合通信基盤局電波部
移動通信課国際係
TEL:03−5253−5896
FAX:03−5253−5946
可搬型基地局用再構築可能無線機構成技術
端末側無線機構成技術
基地局間トラヒック最適制御技術
無線パラメータ管理プラットフォーム技術
II マルチバンド・マルチモード対応センサー無線通信基盤技術の研究開発 マルチバンド・マルチモード無線通信技術 総合通信基盤局電波部
移動通信課システム企画係
TEL:03−5253−5896
FAX:03−5253−5946
センサー無線システム周波数協調技術
雑音低減・干渉抑圧するためのRF・ベースバンド信号処理最適化技術
III ミリ波帯ワイヤレスアクセスネットワーク構築のための周波数高度利用技術の研究開発 60GHz帯近距離大容量データ伝送用携帯端末/無線アクセスゲートシステム 総合通信基盤局電波部
電波政策課開発係
TEL:03−5253−5876
FAX:03−5253−5940
40GHz帯周波数利用効率倍増型中距離無線システム
ミリ波帯ワイヤレスアクセスネットワーク運用技術

【提案書の作成及び提出方法等に関する問合せ先】
総合通信基盤局電波部電波政策課開発係
TEL:03-5253-5876  FAX:03-5253-5940
 
 
関係報道資料:
 
連絡先
総務省 総合通信基盤局 電波部 電波政策課
   担当:増子検定試験官、中尾係長
   電話:(代表) 03-5253-5111 (内線)5876
      (直通) 03-5253-5876
   FAX : 03-5253-5940
   E-mail : wireless-rd_atmark_ml.soumu.go.jp
(スパムメール防止のため、@を「_atmark_」と表示しております。メールを送られる際には、「_atmark_」を@に直して入力してください。)

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