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報道資料

平成26年5月26日

平成26年度における電波資源拡大のための研究開発に係る提案の公募

 総務省は、平成26年5月27日(火)から同年6月26日(木)までの間、平成26年度から新たに実施する電波資源拡大のための研究開発課題について、基本計画書に設定された個別の技術課題ごとに、提案の公募を実施します。

1 公募を行う研究開発課題等

 本研究開発は、総務省が電波利用料財源を用いて実施することを予定しているもので、電波資源拡大に資する研究開発課題を指定した上で研究開発提案を公募・採択し、民間企業等の研究機関に委託するものです。本公募では、次表の研究開発課題(IからVIIIまで)に対する提案を募集します。
 実施予定額の初年度上限については、表中の実施予定額を想定していますが、外部評価の結果等を踏まえ確定します。また、実施期間は目途として示しているものです。
 次表の研究開発課題における各技術課題の一つ又は複数に提案することができるものとしますが、複数の技術課題に提案する場合は、技術課題ごとに提案書を作成する必要があります。
 また、各技術課題の実施者は、基本計画書に掲げる研究開発課題の目標を達成するため、かつ、実用的な成果を導出するために必要な共同研究体制又は研究協力体制を構築することとし、原則として技術課題アの実施者は、研究開発課題全体の取りまとめを行うものとします(ただし、各技術課題の実施者間の調整により変更可能)。
 なお、採択件数は、原則として1技術課題当たり1件とします。 
 
研究開発課題 技術課題 実施予定額
(初年度上限)
実施期間
(目途)
I 次世代映像素材伝送の実現に向けた 高効率周波数利用技術に関する研究開発 ア(ア) 次世代MIMO-OFDM技術の開発 2.8億円程度 4か年
ア(イ) 高効率時分割複信技術の開発
チャネル選定最適化技術の開発
超高圧縮伝送技術の開発
II 高信頼・低遅延ネットワークを実現する端末間通信技術の研究開発 D2D通信対象端末検出技術の開発 1.0億円程度 3か年
D2D通信干渉回避技術の開発
D2D通信管理技術の開発
III 140GHz帯高精度レーダーの研究開発 高速3次元走査レーダー技術の開発 3.5億円程度 3か年
マルチレーダー統合検知技術の開発
広帯域レーダー信号処理技術の開発
IV 狭帯域・遠近両用高分解能小型レーダー技術の研究開発 狭帯域・遠近両用高分解能レーダー変復調技術の開発 2.1億円程度 3か年
時空間信号処理技術の開発
小型レーダーモジュール技術の開発
V ミリ波帯による高速移動用バックホール技術の研究開発 高速移動用バックホール実現のための無線技術の開発 4.2億円程度 5か年
高速移動用バックホール実現のためのRoF技術の開発
高速鉄道環境でのシステム統合技術及び鉄道環境試験技術の開発
VI 次世代衛星移動通信システムの構築に向けたダイナミック制御技術の研究開発 地上のフットプリント計測システムの開発 3.5億円程度 3か年
アンテナ形状の計測技術の開発
給電部の励振分布制御技術の開発
VII テラヘルツ波デバイス基盤技術の研究開発
-300GHz帯増幅器技術-
300GHz 帯の周波数の信号増幅を行う小型増幅器技術 1.1億円程度 4か年
VIII テラヘルツ波デバイス基盤技術の研究開発
-300GHz帯シリコン半導体CMOSトランシーバ技術-
近距離無線通信用300GHz帯シリコン半導体CMOSトランシーバ技術 2.0億円程度 5か年
300GHz帯の周波数の電波を使用する近距離無線通信システムの開発及び通信実験による機能実証

2 公募期間

 平成26年5月27日(火)から同年6月26日(木)17時まで

3 応募方法

(1) 公募の概要、応募資格等詳細につき提案要領PDFを御確認ください。応募に当たっては、提案書作成要領PDFに定める所定の様式に従う提案書一式を作成してください。
(2) 府省共通研究開発管理システム(e-Rad)を用いて、応募情報を入力の上、電子申請してください(平成26年6月26日(木)17時までに、e-Rad上の全ての応募操作を完了させてください。)。
 ※e-Radへの申請を行う際には、研究機関の登録手続等に時間を要する場合がありますので、余裕をもって作業を行ってください。なお、e-Radについては、ウェブサイト:http://www.e-rad.go.jpを御覧ください。
(3) e-Radへの申請を行うと同時に、提案書1部、その他提案に必要な書類1式(詳細は提案書作成要領を御覧ください。)を総務省担当係宛てに送付してください(平成26年6月26日(木)必着)。

 なお、応募に関する書類は、こちらからダウンロードしてください。
 
提案要領PDF

・別紙 1<基本計画書>次世代映像素材伝送の実現に向けた 高効率周波数利用技術に関する研究開発PDF

・別紙 2<基本計画書>高信頼・低遅延ネットワークを実現する端末間通信技術の研究開発PDF

・別紙 3<基本計画書>140GHz帯高精度レーダーの研究開発PDF

・別紙 4<基本計画書>狭帯域・遠近両用高分解能小型レーダー技術の研究開発PDF

・別紙 5<基本計画書>ミリ波帯による高速移動用バックホール技術の研究開発PDF

・別紙 6<基本計画書>次世代衛星移動通信システムの構築に向けたダイナミック制御技術の研究開発PDF

・別紙 7<基本計画書>テラヘルツ波デバイス基盤技術の研究開発-300GHz帯増幅器技術-PDF

・別紙 8<基本計画書>テラヘルツ波デバイス基盤技術の研究開発-300GHz帯シリコン半導体CMOSトランシーバ技術-PDF

・別紙 9 対象経費(直接経費)の範囲PDF

・別紙10 府省共通研究開発管理システム(e-Rad)の登録等についてPDF

・別紙11 研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)PDF

・別紙12 情報通信分野における研究上の不正行為への対応指針(第2版)PDF

提案書作成要領PDF

提案書様式WORD

提案書様式のうち[様式4a]及び[様式4b]EXCEL

※共同研究を行う場合、提案書は代表研究機関が取りまとめの上、総務省に提出するものとします。

4 委託先の選定

 委託先の選定については、外部評価を行い、その結果を受けて総務省が行います。

5 今後のスケジュール

 今後のスケジュールは以下のとおり想定していますが、外部評価の状況等により前後することがあります。
 
  7月中旬  : 外部評価を行い、委託先候補となる研究機関を選定
  7月下旬  : 採択・不採択通知の送付
  採択通知後: 研究機関との調整が終わり次第、速やかに研究委託契約を締結し、研究開発を実施

6 問合せ及び提出先(研究開発課題ごとに窓口が異なります。)

 研究開発課題の内容等に関する問合せ及び提案書の提出は、研究開発課題の各担当係宛てお願いします。
 その他、提案書の作成、提出方法等に関する問合せについては、総合通信基盤局電波部電波政策課開発係宛てお願いします。E-mailによる問合せの場合は、次のアドレス(wireless-rd_atmark_ml.soumu.go.jp(スパムメール防止のため、@を「_atmark_」と表示しております。メールを送られる際には、「_atmark_」を@に直して入力してください))にて一括して受け付けています。
 
 提案書等の提出については、各担当係宛て送付してください。

 【研究開発課題等に関する問合せ及び提出先】
  提出先住所:〒100-8926 東京都千代田区霞が関2-1-2 中央合同庁舎第2号館
 
研究開発課題 技術課題 担当係
I 次世代映像素材伝送の実現に向けた 高効率周波数利用技術に関する研究開発 ア(ア) 次世代MIMO-OFDM技術の開発 情報流通行政局
放送技術課 国際係
TEL: 03−5253−5784
FAX:03−5253−5788
ア(イ) 高効率時分割複信技術の開発
チャネル選定最適化技術の開発
超高圧縮伝送技術の開発
II 高信頼・低遅延ネットワークを実現する端末間通信技術の研究開発 D2D通信対象端末検出技術の開発 総合通信基盤局電波部
移動通信課 新世代移動通信システム推進室 システム開発係
TEL: 03−5253−5896
FAX:03−5253−5946
D2D通信干渉回避技術の開発
D2D通信管理技術の開発
III 140GHz帯高精度レーダーの研究開発 高速3次元走査レーダー技術の開発 総合通信基盤局電波部
移動通信課 新世代移動通信システム推進室 国際係
TEL: 03−5253−5896
FAX:03−5253−5946
マルチレーダー統合検知技術の開発
広帯域レーダー信号処理技術の開発
IV 狭帯域・遠近両用高分解能小型レーダー技術の研究開発 狭帯域・遠近両用高分解能レーダー変復調技術の開発 総合通信基盤局電波部
移動通信課 新世代移動通信システム推進室 国際係
TEL: 03−5253−5896
FAX:03−5253−5946
時空間信号処理技術の開発
小型レーダーモジュール技術の開発
V ミリ波帯による高速移動用バックホール技術の研究開発 高速移動用バックホール実現のための無線技術の開発 総合通信基盤局電波部
移動通信課 新世代移動通信システム推進室 システム企画係
TEL: 03−5253−5896
FAX:03−5253−5946
高速移動用バックホール実現のためのRoF技術の開発
高速鉄道環境でのシステム統合技術及び鉄道環境試験技術の開発
VI 次世代衛星移動通信システムの構築に向けたダイナミック制御技術の研究開発 地上のフットプリント計測システムの開発 情報通信国際戦略局
宇宙通信政策課 衛星開発係
TEL: 03−5253−5769
FAX:03−5253−5772
アンテナ形状の計測技術の開発
給電部の励振分布制御技術の開発
VII テラヘルツ波デバイス基盤技術の研究開発
-300GHz帯増幅器技術-
300GHz 帯の周波数の信号増幅を行う小型増幅器技術 情報通信国際戦略局
技術政策課 研究推進室
基礎研究係
TEL: 03−5253−5726
FAX:03−5253−5732
VIII テラヘルツ波デバイス基盤技術の研究開発
-300GHz帯シリコン半導体CMOSトランシーバ技術-
近距離無線通信用300GHz帯シリコン半導体CMOSトランシーバ技術 情報通信国際戦略局
技術政策課 研究推進室
基礎研究係
TEL: 03−5253−5726
FAX:03−5253−5732
300GHz帯の周波数の電波を使用する近距離無線通信システムの開発及び通信実験による機能実証
 
【提案書の作成、提出方法等に関する問合せ先】
総合通信基盤局電波部電波政策課開発係
TEL: 03-5253-5876
FAX: 03-5253-5940
 

 
連絡先
総務省 総合通信基盤局 電波部 電波政策課
 担当:三木検定試験官、田野係長、市村主査
 電話:(代表)03-5253-5111 (内線)5876
 (直通)03-5253-5876
 (FAX)03-5253-5940
 (E-mail)wireless-rd_atmark_ml.soumu.go.jp
 (スパムメール防止のため、@を「_atmark_」と表示しております。メールを送られる際には、「_atmark_」を@に直して入力してください)

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