令和元年7月31日(水)から同年8月6日(火)までの期間、東京都において第5回アジア・太平洋電気通信共同体WRC-19準備会合(APG19-5)が開催されます。
本会合は、2019年世界無線通信会議(WRC-19)に向けて、同地域における見解の調和を図り、地域共同提案を取りまとめることを目的としております。
本会合を日本において開催することは、地域共同提案策定に向けた議論を主導し、我が国の提案を適切に反映するために有利であり、また、無線通信分野における我が国の国際的な地位の一層の向上及び国際協調の促進が期待されます。
1 会合の概要
APGは、周波数や衛星軌道の監理等に関する国際的な取決めを規定した無線通信規則(RR)を改正することを目的として開催されるWRCに向け、アジア・太平洋地域における共通見解や共同提案事項についての検討を行う会合です。
本会合は、本年10月から開催されるWRC-19に向けた最後のAPG会合であり、WRC-19に入力するAPT共同提案を策定することを主な目的としています。会合には、APT地域内の各国・各地域のほか、世界各国の民間組織及び国際機関等から約450名の専門家が参加し、活発な議論が展開される予定です。
2 開催場所及び日程等
ア 会 場:グランドプリンスホテル高輪
東京都港区高輪3丁目13−1
イ 日 程:令和元年7月31日(水)から同年8月6日(火)まで
ウ 出席者:各国電気通信主管庁、標準化機関、電気通信事業者、メーカー等国内外の関係者450名程度
3 会合の主なトピック
本会合では、移動通信システム(5G等)に関する新たな周波数特定の検討や、電気自動車用ワイヤレス電力伝送に関する無線通信業務への影響等の検討を初めとした、WRC-19で取り扱われる各議題に対する、アジア・太平洋地域における共同提案策定に向けた議論が行われます。