総務省は、本日、情報通信審議会(会長:内山田 竹志 トヨタ自動車株式会社 取締役会長)から、平成25年5月17日付け情報通信審議会諮問第2033号「業務用陸上無線通信の高度化等に関する技術的条件」のうち「VHF帯加入者系無線システムの高度化に係る技術的条件」について一部答申を受けました。
1 背景
現行のVHF帯加入者系無線システムは、有線設備敷設困難地域や携帯電話サービス提供エリア外となるようなルーラルエリア等において、加入電話サービス等の提供に有効活用されています。一方で、VHF帯を用いた現在のシステムはアナログ方式を使用しており、効率的な周波数利用の面からデジタル化等、高度化が望まれておりました。
こうしたニーズを踏まえ、情報通信審議会情報通信技術分科会陸上無線通信委員会は、令和元年9月より「業務用陸上無線通信の高度化等に関する技術的条件」のうち「VHF帯加入者系無線システムの高度化に係る技術的条件」について検討を開始し、本年3月に委員会報告を取りまとめました。
本件は、同委員会で取りまとめられた検討結果について、情報通信審議会情報通信技術分科会で審議が行われ、本日、一部答申を受けたものです。
2 一部答申
VHF帯加入者系無線システムの高度化に係る技術的条件の一部答申は
別紙1
のとおりです。また、概要は
別紙2
のとおりです。
3 今後の予定
総務省では、一部答申を踏まえ、関係規定の整備等を速やかに行う予定です。
4 資料の入手方法
総務省総合通信基盤局電波部基幹・衛星移動通信課基幹通信室(総務省10階)において閲覧に供するとともに配布します。
【関係報道資料】