報道資料
令和3年5月31日
情報通信審議会
情報通信技術分科
陸上無線通信委員会
「小電力無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち「無線LAN高度化利用に係る技術的条件」に関する提案募集
情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会(主査:安藤 真 東京工業大学 名誉教授)では、令和3年3月30日(火)から、「小電力無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち「無線LANシステムの高度化利用に係る技術的条件」の検討を開始しました。
その調査・検討に資するため、「無線LAN高度化利用に係る技術的条件」について、令和3年6月1日(火)から同年6月30日(水)までの間、技術的条件の提案募集を行います。
1 審議の背景等
○無線LANシステムの高度化利用に係る技術的条件関係
(1)審議の背景
無線LANは家庭やオフィス内のほか、駅や観光地等での利用が拡大しており、これに伴う周波数需要への対応と無線LANシステムの高度化が求められています。
2019年ITU世界無線通信会議(WRC-19)において、5.2GHz帯(5150-5250MHz帯)の周波数を無線LANの屋外利用に可能とするため、衛星通信システムとの共用条件を規定し無線通信規則(RR)が改訂されました。また、米国等の諸外国では、6GHz帯(5925-7125MHz帯)に無線LAN等の免許不要システムを導入するため、周波数共用等の検討が進められています。
この国際動向や国内利用者のニーズ等を踏まえ、我が国における5.2GHz帯及び6GHz帯における無線LANの高度化利用に向け、必要な技術的条件の検討を開始しました。
(2)審議内容
「小電力無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち「無線LANシステム高度化利用に係る技術的条件」について審議を行い、情報通信技術分科会において、令和4年3月頃に答申を行う予定です。
2 技術的条件の提案募集
(1)提案募集の概要
陸上無線通信委員会での検討に資するため、「無線LAN高度化利用に係る技術的条件の策定」について、令和3年6月1日(火)から同年6月30日(水)までの期間、提案募集を行います。
(2)募集要領
別紙
のとおり(無線LANシステムの高度化利用に係る技術的条件)
(3)募集期限
令和3年6月30日(水)まで。
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