報道資料
令和5年7月14日
情報通信審議会
情報通信技術分科会
陸上無線通信委員会
陸上無線通信委員会報告(案)に対する意見募集
−「小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち「広帯域無線LANの導入のための技術的条件」及び 「無線LANシステムの高度化利用に係る技術的条件」−
情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会(主査:三次 仁 慶應義塾大学 環境情報学部 教授)は、平成14年9月30日付け諮問第2009号「小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち「広帯域無線LANの導入のための技術的条件」及び「無線LANシステムの高度化利用に係る技術的条件」について検討を行ってきました。
この度、陸上無線通信委員会報告(案)を取りまとめましたので、令和5年7月15日(土)から同年8月18日(金)までの間、意見を募集します。
1 意見募集の対象
情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会報告(案)(
別紙1
)
(なお、同報告(案)の概要は、
別紙2
のとおり。)
2 概要
コロナ禍において、テレワークが定着し、リモート業務やWeb会議の増加、ライブショーやスポーツ中継などの動画視聴サービスは、新しい生活スタイルとも言えるほど馴染んだものになり、無線LANが多く利用されています。
この無線LANの国際規格をまとめている米国電気電子学会(IEEE)では、現在のIEEE 802.11axの次の無線LAN規格となるIEEE 802.11beの策定に向けて議論が進んでいます。IEEE 802.11beでは、6GHz帯における320MHz幅の利用やマルチリンク伝送等の技術の導入により、高速化に加えて、従来は難しかった遅延・ジッタの削減が見込まれ、新たな利用シーンへの展開が期待されています。
また、現在の無線LANの利便性を向上するため、6GHz帯の屋内利用におけるアクセスポイントを介さない子局間通信の導入や、5.2GHz帯の自動車内利用でスマートフォン等の持込み利用を容易にするよう、無線LANの高度化利用の検討を行ってきました。
今般、陸上無線通信委員会では、これらの検討を「小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち「広帯域無線LANの導入のための技術的条件」及び「無線LANシステムの高度化利用に係る技術的条件」として、委員会報告(案)に取りまとめましたので、意見募集を行います。
3 意見募集要項等
(1) 意見募集の要領
意見公募要領(
別紙3
)のとおり
(2) 意見提出期間
令和5年7月15日(土)から同年8月18日(金)まで(必着)
(郵送の場合は、締切日の消印まで有効。)
4 今後の予定
意見募集の結果を踏まえ、報告を取りまとめる予定です。
ページトップへ戻る