報道資料
平成24年4月25日
79GHz帯高分解能レーダの技術的条件
− 情報通信審議会からの一部答申 −
総務省は、本日、情報通信審議会(会長:大歳 卓麻 日本アイ・ビー・エム株式会社 会長)から、平成21年7月28日付け諮問第2029号「ITS無線システムの技術的条件」のうち、「79GHz帯高分解能レーダの技術的条件」について一部答申を受けました。
1 背景
我が国においては、これまでに交通事故や交通事故死傷者数の削減のため、天候等に左右されず周囲の把握が可能なミリ波を利用した車載レーダにより、自車周辺の車両検知や運転補助がなされてきました。
近年、これらに加え、車両より歩行者、自転車などに対する安全確保のため、既存の車載レーダよりも更に分解能の高い車載レーダの実用化が期待されているところです。
このような背景を踏まえ、平成22年2月より、情報通信審議会情報通信技術分科会移動通信システム委員会(主査:安藤 真 東京工業大学大学院 理工学研究科教授)において79GHz帯高分解能レーダの技術的条件について検討が進められてきたところ、本日、検討の結果として一部答申を受けました。
2 一部答申の概要
一部答申の概要は、
別紙のとおりです。
3 今後の予定
総務省では、この一部答申を踏まえ、関係規定の整備を行う予定です。
【関係報道資料】
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