総務省は、アマチュア局への475.5kHz帯の割当て等を行うため、アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別を定める告示の一部改正案等について、平成26年8月1日(金)から9月1日(月)までの間、意見の募集を行いました。その結果、397件の意見の提出がありましたので、提出された意見及び意見に対する総務省の考え方を公表します。
1 概要
アマチュア局が使用できる周波数区別(バンドプラン)は、アマチュア局が通信を行うに当たり、その使用する電波の種類に応じて使用できる周波数の区別を定めているもので、混信の防止や通信の秩序の維持に役立っています。
今般、2012年世界無線通信会議(WRC-12)での結果を踏まえ、平成25年1月に周波数割当計画が変更され、475.5kHz帯がアマチュア業務に割り当てられたことに伴い、当該周波数帯の電波を使用するアマチュア局と他の無線システムとの周波数共用検討を行った結果、必要な周波数共用条件がまとまったことから、アマチュア業務に使用する周波数帯の使用区別等について見直しを行うものです。
また、アマチュア無線愛好家団体等からの要望を受け、既存の周波数帯の使用区別、中波帯の占有周波数帯幅の許容値等についても同時に見直しを行うものです。
これらにより、アマチュア無線に使用できる周波数帯に475.5kHz帯が追加されるほか、主に中短波帯におけるデータ通信用周波数帯が拡大します。
2 意見募集の結果
提出された意見の概要及び意見に対する総務省の考え方は
別添
のとおりです。
3 今後の予定
意見募集の結果を踏まえ、速やかに制度整備を行う予定です。
【関係報道資料】