NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下「NTT-AT」)において、当省から同社に対し平成24年度から平成26年度まで委託して実施した研究開発に関する情報が格納された外付けハードディスクドライブ(HDD)の紛失事案が発生したことが判明しました。
現在、HDD内の情報に機微な情報が含まれているかどうかを精査中です。 今後、事実関係が明らかになり次第、更に適切な処置を講じてまいります。
2016年5月27日(金)に、NTT-AT本社(ミューザ川崎セントラルタワー)サーバ室に保管していた外付けHDDの紛失が発覚しました。
NTT-ATでは、当該サーバ室内の捜索を行うとともに、入居全エリアを対象とした一斉捜索等を実施しましたが、現時点で発見に至っておりません。
当該HDDには、国立研究開発法人情報通信研究機構からNTT-ATに対して委託している研究開発に関する情報が格納されていたため、NTT-ATより同機構に対して、6月24日(金)に当該HDDの紛失事案が発生したとの報告がありました。
その後本事案についての精査が進められる中で、6月28日(火)に、当該HDDに格納された情報の中に、当省からNTT-ATに対して平成24年度から平成26年度に委託して実施した研究開発に関する情報が含まれていることが判明し、当省は直ちに関係部署と対応を開始しました。
現在、HDD内の情報に委託研究に関する機微な情報が含まれているかどうかを精査中です。
当省において、これまでも委託先に対し情報管理の徹底を求めてきたところですが、今回の事案を踏まえ、より一層の情報管理の徹底をしてまいります。