総務省は、車とネットワークがつながり、新たな価値やビジネスが創出される安全・安心な「Connected Car」社会の実現に向け、無線通信ネットワークを活用した「Connected Car」がもたらす新たな社会像やその推進方策等を検討することを目的として、「Connected Car 社会の実現に向けた研究会」を開催します。
1.背景・目的
近年、モバイルネットワークの高速・大容量化やビッグデータ、AI 等の進展により、ITS(高度道路交通システム)を取り巻く世界が大きく変化しており、今後、ネットワークにつながる車である「Connected Car」がITS 分野を変革させることが期待されています。世界的にも自動車メーカーと
通信機器メーカー等との連携が活発化している状況です。
「Connected Car」の普及・発展により、誰もが自由に安全・便利な移動サービスを享受できる「Connected Car」社会の到来が期待されている一方、ネットワークにつながることによるセキュリティ上の脅威など、「Connected Car」社会における課題も指摘されているところです。
このような観点から、新たな価値やビジネスが創出される安全・安心な「Connected Car」社会の実現に向け、無線通信ネットワークを活用した「Connected Car」がもたらす新たな社会像やその推進方策等を検討することを目的として、本研究会を開催します。
2.主な検討事項
(1) これからの「Connected Car」社会における新たなサービスやビジネスのあり方
(2) 「Connected Car」社会を支える無線通信ネットワークのあり方
(3) その他の推進方策 等
3.構成員
4.スケジュール
本検討会の開催期間は、平成28年12月から平成29年夏頃までを予定しています。