報道資料
平成30年9月14日
平成30年度5G総合実証試験の開始
総務省は、第5世代移動通信システム(5G)実現による新たな市場の創出に向けて、様々な利活用分野の関係者が参加する5Gの総合的な実証試験に昨年度から取り組んでいます。この度、平成30年度5G総合実証試験の内容が決まりましたのでお知らせします。
1.背景・目的
5Gは、3Gや4Gを発展させた「超高速」だけでなく、「多数接続」、「超低遅延」といった新しい特徴を持つ次世代の移動通信システムであり、本格的なIoT時代のICT基盤として、早期実現が期待されています。
総務省では2020年の5Gの実用化に向けた研究開発や、国際連携の強化、5G用周波数確保に向けた技術基準の策定などの取組を推進してきました。
また、昨年度から5Gの実現による新たな市場の創出に向けて、様々な利活用分野の関係者が参加する5Gの総合的な実証試験を実施しています。
一方で近年、諸外国においても5G実現に向けた取組が加速しています。特に、5G時代の競争環境を意識し、5Gユースケース(利用方法)確立のために様々な実証が行われている状況です。
こうした流れも踏まえ、この度新たに技術目標を設定し、より幅広い利活用分野の課題解決を目的にした平成30年度の5G総合実証試験を実施することとなりました。
総務省としては、2020年の5Gの実現を目指し、これらの取組を加速してまいります。
2.実施概要
実施概要は
別紙
のとおりです。
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