総務省では、デジタルMCAシステムの高度MCAシステムへの段階的な移行を想定し、デジタルMCAシステムの移行後に導入する新たな無線システムの技術的条件等に関する検討に資するため、令和元年12月6日(金)から令和2年1月15日(水)までの間、対象周波数帯(845〜860MHz及び928〜940MHz)における新たな無線利用に係る調査を実施しましたので、その結果と今後の予定について公表致します。
1 経緯
総務省では、令和元年9月9日に公表した周波数再編アクションプラン(令和元年度改定版)において、「デジタル MCAシステムの高度 MCAシステムへの移行時期等について、令和元年度中を目途に検討を開始するとともに、デジタル MCAシステムの移行後の新たな無線システムの技術的条件等について、令和元年度中を目途に検討を開始する」旨を掲げたところです。
これを踏まえ、総務省では、令和2年度に実施予定の調査検討に資することを目的として、今般、対象周波数帯(845〜860MHz及び928〜940MHz)における新たな無線利用に係る調査を実施いたしました。
2 調査結果
(1)新たな無線利用に関する提案件数
8件
(2)提案概要
別紙1のとおり。
(3)令和2年度実施予定の調査検討の方向性
提案内容について、外部の有識者(
別紙2参照)の意見を踏まえ、総務省において令和2年度に実施予定の調査
検討の方向性について
別紙3のとおりとりまとめました。
3 今後の予定
総務省は、本調査結果を踏まえ、令和2年度に実施予定の調査検討に係る調達手続きを順次進めて参る予定です。
なお、本調査結果をもって、対象周波数帯における新たな無線利用の可否が決定されるものではありません。