総務省は、本年3月31日、情報通信審議会(会長:内山田 竹志 トヨタ自動車株式会社取締役会長)から、平成28年10月12日付け諮問第2038号「新世代モバイル通信システムの技術的条件」のうち「第5世代移動通信システム(5G)及びBWAの高度化に関する技術的条件」について一部答申を受けました。
1 背景
5Gは、「超高速」、「高信頼・超低遅延」、「多数同時接続」といった技術的な特徴を活かして、様々な産業への応用や地域の課題解決する切り札として期待されており、速やかな全国への展開が求められています。そのような中、現在、4G及びBWAで使用している周波数帯については、平成31年4月に割り当てられた5G周波数よりも低い周波数を使用していることから、広域な5Gエリアを構築するためにも、5Gとしても利用したいというニーズがあります。
こうしたニーズを踏まえ、4G及びBWAで使用している周波数に5Gシステムを導入するための技術的条件について検討が進められてきたところ、本年3月31日、その検討結果について情報通信審議会から一部答申を受けました。
2 一部答申の概要
第5世代移動通信システム(5G)及びBWAの高度化に関する技術的条件の一部答申は、
別紙1のとおりです。また、一部答申の概要は、
別紙2のとおりです。
別紙1及び別紙2については、総合通信基盤局電波部移動通信課(総務省10階)において閲覧に供するとともに配布します。
3 今後の予定
総務省では、本一部答申を踏まえ、関係規定の整備を速やかに行う予定です。
【関係報道資料】