報道資料
令和7年12月11日
無線局(基幹放送局を除く。)の開設の根本的基準等の一部を改正する省令案等に係る意見募集
−高高度プラットフォーム(HAPS)に搭載して使用する無線システムの導入に係る制度整備−
総務省は、無線局(基幹放送局を除く。)の開設の根本的基準(昭和25年電波監理委員会規則第12号)等の一部を改正する省令案等について、令和7年12月12日(金)から令和8年1月15日(木)までの間、意見を募集します。
1 背景
高度20kmから50kmまでの成層圏を飛行する高高度プラットフォーム(HAPS:High Altitude Platform Station)に搭載して使用する無線システムの導入により、離島、海上、山間部等も含めた効率的な通信のエリア化や、災害時等における早期の通信手段の確保が可能になると見込まれています。
こうした状況を踏まえ、情報通信審議会において、令和7年7月から「高高度プラットフォーム(HAPS)の技術的条件」について検討が行われ、同年11月、総務省は当該技術的条件について、同審議会から一部答申を受けました。
これを受け、所要の制度整備を行うため、無線局(基幹放送局を除く。)の開設の根本的基準等の一部を改正する省令案等を定めようとするものです。本件に関する概要は、
別紙1
のとおりです。
2 意見公募手続
(1) 意見募集対象
定めようとする命令等及び根拠法令条項の一覧表は
別紙2
のとおりです。また、定めようとする命令等の一式(省令案等)は
別紙2別添
のとおりです。
(2) 意見公募要領
別紙3
のとおり
(3) 意見提出期間
令和7年12月12日(金)から令和8年1月15日(木)まで(必着)
(郵送については締切日の消印有効)
3 今後の予定
提出された意見を踏まえ、電波監理審議会(会長:笹瀬 巌 慶應義塾大学名誉教授)への諮問を行い、同審議会の答申が得られた場合は、関係省令等の改正等の所要の手続を速やかに進めていく予定です。
4 資料の入手方法
資料については、連絡先窓口(総合通信基盤局 電波部 移動通信課)において閲覧に供するとともに配布します。また、e-Gov(https://www.e-gov.go.jp/)の「パブリック・コメント」欄に掲載します。
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