総務省、国土交通省、農林水産省は、海上のデジタル・ディバイド解消に向けて、船員・乗客が陸上と同じようにスマートフォンを利用可能な環境を目指し、海上ブロードバンド対応関係省庁連絡会議を平成29年2月に設置し、課題の整理を行ってきました。
今般、海上ブロードバンド対応関係省庁連絡会議において、今後の取組に関する中間報告を取りまとめましたので、お知らせします。
1 経緯
陸上では、大容量の情報通信インフラの整備が進み、家族や友人等とのコミュニケーションの手段としてSNSなどが普及しています。一方海上では、衛星通信が利用されていますが、海上需要の密度など陸上と異なる制約があるため、ブロードバンドの普及に関して、陸上と海上との格差(海上のデジタル・ディバイド)が広がっています。
このため、船員・乗客が陸上と同じようにスマートフォンを利用可能な環境を目指し、利用者である船舶サイドのニーズも踏まえた海上ブロードバンドの普及方策等を検討することとし、平成29年2月に海上ブロードバンド対応関係省庁連絡会議を設置して課題の整理を行い、今般、別添のとおり中間報告を取りまとめました。
2 今後の取組
引き続き、海上ブロードバンドの普及に向けた課題及び対応方法について関係省庁連絡会議で整理し、平成30年3月を目途として報告書を作成・公表する予定です。
<添付資料>