総務省は、本日、情報通信審議会(会長:西田 厚聰 株式会社東芝 相談役)から、昭和63年9月26日付け諮問第3号「国際無線障害特別委員会(CISPR)の諸規格について」のうち「ワイヤレス電力伝送システムに関する技術的条件」のうち「6 MHz帯の周波数を用いた磁界結合型ワイヤレス電力伝送システム及び400 kHz帯の周波数を用いた電界結合型ワイヤレス電力伝送システムに関する技術的条件」に関する一部答申を受けました。
1 概要
近年、無線技術を利用して、情報通信機器などに手軽かつ容易に給電を可能とするワイヤレス電力伝送システムの導入への関心が高まっています。
このワイヤレス電力伝送システムの実用化に向け、情報通信審議会情報通信技術分科会電波利用環境委員会(主査:多氣 昌生 首都大学東京 教授)において、他の無線機器等との周波数共用や人体への安全性の確保等を踏まえ検討が進められてきたところ、本日、情報通信審議会から「ワイヤレス電力伝送システムに関する技術的条件」のうち「6 MHz帯の周波数を用いた磁界結合型ワイヤレス電力伝送システム及び400 kHz帯の周波数を用いた電界結合型ワイヤレス電力伝送システムに関する技術的条件」について一部答申を受けました(別紙参照)。
2 一部答申の詳細
一部答申の詳細は、
別紙
を参照ください。
3 今後の予定
総務省では、本一部答申を踏まえ、関係規定の整備等を行う予定です。
【関係報道資料】
電波利用環境委員会報告(案)に対する意見募集
―ワイヤレス電力伝送システムに関する技術的条件―(平成26年11月17日)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban16_02000069.html
電波利用環境委員会報告(案)に対する意見募集の結果
―ワイヤレス電力伝送システムに関する技術的条件―(平成27年1月20日)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban16_02000075.html