総務省は、国民が安心して安全に電波を利用できる社会を構築することを目的として、生体電磁環境に関する検討会(座長:大久保 千代次 一般財団法人電気安全環境研究所電磁界情報センター所長)を開催しています。今般、同検討会において第一次報告書(案)が取りまとめられましたので、平成27年4月30日(木)から平成27年6月3日(水)までの間、意見を募集します。
1 経緯
総務省は、電波の人体や医療機器への安全性に関し、平成20年度から生体電磁環境に関する検討会(以下「本検討会」といいます。)を定期的に開催してきました。本検討会は、電波による人体や植込み型医療機器への影響の防止に関する検討を行うことで、国民が安心して安全に電波を利用できる社会の構築に寄与してきたところです。
今般、本検討会において、本検討会の前身の「生体電磁環境研究推進委員会(委員長:上野 照剛 九州大学大学院工学研究院特任教授(報告書公表当時)」の報告書の公表(平成19年4月)以降の国内外の研究成果の評価分析等を行い、現時点での電波の安全性に関する見解を、第一次報告書として取りまとめました。本報告書(案)の概要は、
別紙1
のとおりです。
2 意見募集の対象
生体電磁環境に関する検討会 第一次報告書(案)(
別紙2
のとおり。)
3 意見募集の要領
4 募集期限
平成27年6月3日(水)午後5時(必着)(郵送についても、同日必着とします。)
5 今後の予定
意見募集の結果を踏まえ、本検討会において検討を行い、報告書を取りまとめる予定です。