総務省では、平成28年度における生体電磁環境研究及び電波の安全性に関する評価技術研究の提案の公募に先立ち、本研究を実施する上での基本計画書(案)について、平成28年2月6日から同年3月7日までの間、意見の募集を行いました。その結果、3件の意見の提出がありましたので、提出された意見及びそれらに対する総務省の考え方を併せて公表します。
また、意見募集の結果等を踏まえて、基本計画書を確定し、それに基づく研究提案の公募を、平成28年3月23日から同年4月21日まで実施いたします。
なお、本提案公募は平成28年度予算成立後速やかに研究を開始できるようにするため、成立前に実施するものです。したがって、内容等に変更があり得ることをあらかじめ御了承ください。(1)意見募集対象
平成28年度から新たに実施する予定の以下の研究の基本計画書(案)
(ア)生体電磁環境研究
・超高周波の電波ばく露による眼部等の人体への影響に関する定量的調査
・局所吸収指針の拡張のための生物学的根拠に関する調査
・テラヘルツ波等における非熱作用の有無に関する調査
(イ)電波の安全性に関する評価技術研究
・次世代電波利用システムからの電波の人体安全性評価技術に関する調査
(2)意見募集の結果及び今後の予定
提出された意見及びそれらに対する総務省の考え方は別添1
報道関係資料: |
個別研究課題 |
実施予定額 (初年度上限) |
実施期間 (目安) |
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---|---|---|---|
生体電磁環境研究 | |||
1 | 超高周波の電波ばく露による眼部等の人体への影響に関する定量的調査 | 28百万円程度 | 3か年 |
2 | 局所吸収指針の拡張のための生物学的根拠に関する調査 | 35百万円程度 | 3か年 |
3 | テラヘルツ波等における非熱作用の有無に関する調査 | 40百万円程度 | 3か年 |
電波の安全性に関する評価技術研究 | |||
4 | 次世代電波利用システムからの電波の人体安全性評価技術に関する調査 | 270百万円程度 | 5か年 |
・提案書1部、提案書の写し1部及びその他提案に必要な書類1式(詳細は提案書作成要領を
御覧ください。)を提出先宛てに郵送してください(平成28年4月21日(木)必着)。
・共同研究(当該研究課題を複数の法人等が共同して実施する場合)を行う場合、提案書は
代表研究機関が取りまとめの上、総務省へ提出してください。
応募に関する書類は、以下のとおりです。
○ 提案要領
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平成28年5月上旬〜5月中旬:外部評価を行い、これをもとに委託先候補となる研究機関を選定
同年6月上旬〜6月中旬:採択・不採択通知の送付
及び総務省ホームページにて公募結果を掲載※
採択通知後:採択された研究機関との調整が終わり次第、速やかに契約を締結し、研究を実施
※採択した研究機関(共同研究の場合は、各研究機関)及び研究責任者(共同研究の場合は、代表研究責任者のみ)は
公表します。
公募に当たって、以下のとおり説明会を実施します。
日時:平成28年4月6日(水)受付13:45〜、開始14:00〜
場所:経済産業省別館3階 302会議室
参加人数:30名程度
公募の説明会に参加を希望される方は、次の内容を明記の上、平成28年4月4日(月)17時
00分(厳守)までに、電子メール又はFAXにて下記連絡先までお申込みください。
また、電子メールでお申込みの場合、タイトルを「【参加希望】総務省生体電磁環境等研究公
募説明会(機関等名)」としてください。
・機関等名(所属部署まで記載をお願いします。)
・ご氏名
・連絡先(電話番号、FAX番号及び電子メールアドレス)
注1:本公募説明会への参加は、応募の必須条件ではありません。
注2:説明及び質疑応答は日本語で行います。
注3:参加者数が多い場合は、各機関別に参加者数を調整させていただくことがあります。
総合通信基盤局 電波部
電波環境課 生体電磁環境係
住所:〒100―8926
東京都千代田区霞が関2−1−2
中央合同庁舎第2号館
TEL:03−5253−5905
FAX:03−5253−5914
E-mail(注) :d-bougo/atmark/soumu.go.jp