総務省は、「生体電磁環境に関する研究戦略検討会」(座長:上野 照剛 東京大学名誉教授)が取りまとめた第一次報告書(案)について、平成30年4月25日(水)から同年5月24日(木)までの間、意見募集を行います。
1 経緯
近年、第5世代移動通信サービス(5G)やInternet of Things(IoT)、ワイヤレス電力伝送(WPT)など電波を利用した新たなサービスが登場しつつあり、今後の技術開発の進展によって更に社会・経済活動を飛躍的に向上させるサービスが創出されることが期待されています。このように、国民生活において電波の利用がより一層拡大するとともに、利用形態が多様化することが見込まれ、人体に対する電波の安全性の確保がますます重要となります。
こうした動向を踏まえ、「生体電磁環境に関する研究戦略検討会」を開催し、過去およそ20年間の生体電磁環境に関する研究動向等を分析の上、2040年頃までを見据えた電波の安全性に関する中長期的な研究の方向性やロードマップについて、検討を行ってまいりました。
今般、第一次報告書(案)を取りまとめましたので、当該報告書(案)に関して意見を募集します。
2 意見募集の対象
生体電磁環境に関する研究戦略検討会第一次報告書(案)(
別紙1
のとおり)
3 意見募集の要領
4 意見募集期限
平成30年5月24日(木)(必着)(郵送については、締切日の消印まで有効とします。)
5 今後の予定
提出された意見は、取りまとめを行うに当たり、議論の参考とさせていただきます。意見内容については、募集期間終了後、取りまとめて公表する予定です。