総務省は、平成31年度から実施する生体電磁環境研究及び電波の安全性に関する評価技術研究の提案の公募に先立ち、本研究を実施する上での基本計画書(案)を取りまとめました。
つきましては、この基本計画書(案)について、平成31年2月8日(金)から同年3月11日(月)までの間、意見を募集します。
1 経緯及び概要
総務省では、国民の電波に対する不安を解消し、安心して電波を利用できる社会を構築するため、電波の生物学的影響に関する研究及び電波の安全性に関する評価技術の調査研究を平成9年度より実施しています。
研究の実施に当たっては、技術的観点や経済的観点から内容を精査し、有効性、効率性、透明性等を確保するため、第三者による外部評価を実施しています。
今般、本研究の提案の公募に先立ち、研究課題内容、到達目標等を記載した基本計画書(案)を取りまとめましたので、この基本計画書(案)について、広く意見を募集します。
なお、本件は、平成31年度予算の成立後速やかに研究開発を開始できるよう、予算成立前に意見募集を行うものです。今後、内容等に変更があり得ることをあらかじめご了承ください。
2 意見募集対象
平成31年度から新たに実施する予定の以下の研究の基本計画書(案)について、意見を募集します。
○ 基本計画書(案)(
別紙1)
【研究課題名】
・電波ばく露の温熱閾値に及ぼす年齢及び環境諸条件に関する研究
・電波ばく露における熱痛閾値の調査
・電波ばく露レベルモニタリングデータの取得・蓄積・活用
・米国国家毒性プログラム(NTP)の検証実験
・新しい無線通信等による小児への影響に関する疫学研究
・多様な環境条件での電波ばく露による眼障害閾値に関する研究
・電波の生体影響評価に必要な研究手法標準化に関する調査・研究
3 意見募集要領
4 意見の募集期間
平成31年2月8日(金)から同年3月11日(月)まで(必着)
(郵送については、締切日の消印有効)
5 今後の予定
寄せられた御意見を踏まえ、基本計画書を策定し、速やかに提案の公募を行う予定です。