総務省では、令和3年度における生体電磁環境研究及び電波の安全性に関する評価技術研究の提案の公募に先立ち、本研究を実施する上での基本計画書(案)について、令和3年2月4日(木)から同年3月3日(水)までの間、意見の募集を行いました。その結果、4件の意見の提出がありましたので、提出された意見及びそれらに対する総務省の考え方を併せて公表します。
また、意見募集の結果等を踏まえて、基本計画書を確定し、それに基づく研究提案の公募を、令和3月26日(金)から同年5月7日(金)まで実施いたします。
1 意見募集の結果
(1)意見募集対象
令和3年度から新たに実施する予定の以下の研究の基本計画書(案)
【研究課題名】
・ミリ波ばく露時の温熱生理や細胞機能の変化等に関する研究
・Beyond 5G/6G等の多様化する新たな無線システムに対応した電波ばく露評価技術に関する研究
(2)意見募集の結果及び今後の予定
提出された意見及びそれらに対する総務省の考え方は
別添1
、確定した基本計画書は
別添2
のとおりです。また、同計画書に基づき、令和3年度から実施する研究課題提案の公募を以下「2 提案の公募」のとおり実施します。
2 提案の公募
(1)公募を行う研究課題等
次表の研究課題に対する提案を公募します。
実施予定額の初年度上限及び実施期間については、以下のとおり想定していますが、外部評価の結果等を踏まえ確定します。
研究課題の実施者は、基本計画書に掲げる研究課題の目標を達成するため、かつ、実用的な成果 を導出するために必要な共同研究体制又は研究協力体制を構築してください。
また、研究課題の中の各検討課題のいずれか一つ又は複数に提案することも可能です。
個別研究課題 |
実施予定額
(初年度上限) |
実施期間
(目安) |
・ミリ波ばく露時の温熱生理や細胞機能の変化等に関する研究 |
45百万円程度 |
4年以内 |
・Beyond 5G/6G等の多様化する新たな無線システムに対応した電波ばく露評価技術に関する研究 |
370百万円程度 |
5年以内 |
(2)公募期間
令和3年3月26日(金)から同年5月7日(金)まで(必着)
※原則として電子メールでの提出としますが、やむを得ない場合には郵送するか、事前連絡の上、期限までに持ち込んでください。
(3)応募方法
・提案書及びその他提案に必要な書類1式(詳細は提案書作成要領を御覧ください。)を提出先宛てに送付してください。
・共同研究(当該研究課題を複数の法人等が共同して実施する場合)を行う場合、提案書は代表研究機関が取りまとめの上、総務省へ提出してください。
応募に関する書類は、以下のとおりです。
(4)委託先の選定
委託先の選定については外部評価を行い、その結果を受けて総務省が行います。
(5)今後のスケジュール(外部評価の状況等により前後することがあります。)
令和3年5月中旬〜下旬:外部評価を行い、これを基に委託先候補となる研究機関を選定
同年5月下旬〜6月上旬:採択・不採択通知の送付、
総務省ホームページにおいて公募結果を掲載※
採択通知後:採択された研究機関との調整が終わり次第、速やかに契約を締結し、研究を実施
※採択した研究機関(共同研究の場合は、各研究機関)及び研究責任者(共同研究の場合は、代表研究責任者のみ)は公表します。
3 その他
公募手続及び公募課題の内容等に関して御不明点や疑問点がございましたら、「5.問合せ先及び提出先」までご連絡をお願いいたします。
4 資料の入手方法
別紙の資料については、総務省総合通信基盤局電波部電波環境課(総務省10階)において閲覧に供するとともに配布します。
5 問合せ先及び提出先
総務省 総合通信基盤局 電波部 電波環境課
住所:〒100−8926
東京都千代田区霞が関2−1−2 中央合同庁舎第2号館
TEL:03-5253-5905
FAX:03-5253-5914
E-mail:d-bougo/atmark/soumu.go.jp
(注 このアドレスには迷惑メール防止対策を施しています。使用の際は、/atmark/を、@に置きかえてください。
【関係報道資料】
令和3年度から実施する生体電磁環境研究及び 電波の安全性に関する評価技術研究の基本計画書(案)に係る意見募集(令和3年2月3日)
(https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban16_02000248.html)