(1)選定方法
委託先候補の選定については、外部評価を行い、その結果を参考にして総務省が行います。
なお、評価に際して、提案者ヒアリング等を実施する場合があります。
(2)選定基準
選定に当たっては、次の1)から8)までの視点から総合的な評価を行います。
1) 三省共同懇談会報告が示した課題(上記1.(3))に合致していて、「オープン型電子出版環境の
実現」、「知のインフラへのアクセス環境の整備」、「利用者の安心・安全の確保」等、報告書が示した
アクションプランの着実な実現に資するか。
2) 電子出版に関する技術的課題の解決、電子出版分野の基盤となる技術の確立、技術標準化、
運用ガイドラインの策定等を実現するものか。
3) 出版分野に係るICTを活用した新しいサービス・ビジネスの創出を早期に期待できるか。
4) 提案された開発・実証手法により、目的を達成することが可能か。
5) 内容が最も優れているか又は費用対効果が最も優れているか(類似の提案が多い場合)。
6) 費用対効果の観点からどれだけ無駄なく、効率的に実際の事業化に向けた検討を行っているか。
7) 実施計画が無理なく、効率的に組まれているか(年次目標等の設定の適切さ等)。
8) 実施する体制は適切か。我が国の電子出版市場全体に対して、得られた開発・実証成果の推進
及び普及展開等を適切に遂行できる体制か。
※ 自律的・継続的運営が見込まれない提案や、事業の効果に照らして費用・設備等を過大に設定
している提案については、原則として採択しないものとします。