報道資料
平成30年2月13日
「テレワークセキュリティガイドライン(第4版)」(案)に対する意見の募集
総務省では、企業等がテレワークを実施する際の情報セキュリティ上の不安を払拭し、安心してテレワークを導入・活用いただくための手引きとなる指針として、「テレワークセキュリティガイドライン」を策定・公表してきました(平成16年12月策定、平成18年4月改定(第2版)、平成25年3月改定(第3版))。
今般、最近の社会や技術の変化(クラウドサービスやSNSの普及等)、新たなセキュリティ上の脅威(無線LANの脆弱性、ランサムウェアや標的型攻撃の登場等)などを踏まえ、本ガイドラインを改定することとしましたので、その案について、平成30年2月14日(水)から同年3月15日(木)までの間、意見を募集します。
1 概要
総務省では、ICTを利用し、時間や場所を有効に活用できる「テレワーク」を、子育て世代、障がいのある方も含め、国民一人一人のライフステージや生活スタイルに合った柔軟な働き方を実現する重要なツールと捉え、関係府省・団体と連携し、普及促進のための様々な施策に取り組んでいます。
一方で、総務省が行った「平成28年通信利用動向調査」(平成29年6月公表)によると、テレワークを導入している企業は13.3%に留まっており、「平成29年版情報通信白書」(平成29年7月公表)によると、テレワーク導入にあたっての課題として、「情報セキュリティの確保」を挙げた企業が最も多い結果となりました。
総務省では、こうした企業等がテレワークを実施する際の情報セキュリティ上の不安を払拭し、安心してテレワークを導入・活用していただくための手引きとなる指針として「テレワークセキュリティガイドライン」を策定・公表(平成16年12月策定、平成18年4月改定(第2版)、平成25年3月改定(第3版))してきたところです。
今般、最近の社会や技術の変化(クラウドサービスやSNSの普及等)、新たなセキュリティ上の脅威(無線LANの脆弱性、ランサムウェアや標的型攻撃の登場等)などを踏まえ、本ガイドラインの三度目の改定を実施いたします。
総務省では、平成25年に改定した「テレワークセキュリティガイドライン(第3版)」を見直し、ガイドラインの改定案を策定するため、平成29年10月から「テレワークセキュリティガイドライン検討会」(構成員は
別紙1のとおり)を開催し、検討を進めてまいりました。
今般、同検討会における検討結果等を踏まえ、「テレワークセキュリティガイドライン(第4版)」(案)(本体:
別紙2、概要版:
別紙3)を取りまとめましたので、同ガイドライン案に対する意見を募集します。
2 意見公募要領
意見公募対象:テレワークセキュリティガイドライン(第4版)(案)(
別紙2)
意見提出期限:平成30年3月15日(木)(郵送の場合は、同日付け必着)
詳細については、
別紙4の意見公募要領をご覧下さい。
なお、意見募集対象については、総務省ホームページ(
http://www.soumu.go.jp)の「報道資料」欄及び電子政府の総合窓口[e-Gov](
http://www.e-gov.go.jp)の「パブリックコメント」欄に掲載するとともに、総務省情報流通行政局総務課(中央合同庁舎第2号館11階)において閲覧に供することとします。
3 今後の予定
寄せられたご意見を踏まえ、同検討会において検討を行い、3月下旬を目途に「テレワークセキュリティガイドライン(第4版)」を公表する予定です。
4 参考資料
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