報道資料

　我が国における交通事故による死傷者数は近年減少傾向にあるものの、依然として深刻な状態にあります。このような状況を踏まえ、総務省においても情報通信技術(ICT)を活用した安心・安全で快適な交通社会を実現するシステムであるITS^※について、これまで実用化に向けた取組を進めてきたところです。
　今後、主に700MHz帯を活用した「車車間・路車間・歩車間通信」等による協調型の安全運転支援システムの早期実用化に向けて、通信される情報の真正性・完全性・機密性が担保されるための情報セキュリティ要件等について検討を行い、より専門的な観点から助言を得ることを目的として、「情報セキュリティ アドバイザリーボード ITSセキュリティ検討グループ」を開催します。
　　^※ITS(Intelligent Transport Systems：高度道路交通システム）：情報通信技術を用いて「人」「道路」「車両」を結び、一体のシステムとして構築することにより、交通事故削減や渋滞解消、環境効率の向上といった道路交通問題の解決を図るシステム。

　別紙 のとおり。

　平成26年2月に第1回会合を開催し、以降順次開催。

○情報セキュリティ アドバイザリーボード
　　https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/ictsecurity/index.html