近年、日本企業のASEAN進出や投資が増加し、域内の情報セキュリティ環境の向上が重要課題となる中、日本及びASEANでは、平成21年2月の「日・ASEAN情報セキュリティ政策会議」の立ち上げ以降、意識啓発を始めとした情報セキュリティ分野の連携を強化してきました。
また、サイバー空間を取り巻く脅威が複雑・巧妙化、そしてグローバル化する状況を踏まえ、平成25年12月の「日・ASEAN特別首脳会議」や同年9月の「日・ASEANサイバーセキュリティ協力に関する閣僚政策会議」において、日・ASEAN間のサイバーセキュリティにおける協力の促進について合意し、取組を進めているところです。
こうした連携をさらに強化するため、このたび、ASEAN各国の情報セキュリティ関係者をパネリストとして招待し、人材育成及び重要インフラ防護をテーマとした「日・ASEAN情報セキュリティ国際シンポジウム」を開催いたします。ASEAN域内における情報セキュリティに関する現状を知るまたとない機会です。なお、本シンポジウムは平成24年10月、平成25年10月に開催しており、今回は3回目の開催となります。
1.開催概要
1) 日時:平成26年10月9日(木) 13時00分〜17時00分 (受付開始12時30分)
2) 場所:京王プラザホテル本館5F コンコードC(東京都新宿区西新宿2-2-1)
3) 主催:内閣官房情報セキュリティセンター、総務省、経済産業省
4) 言語:日本語及び英語(同時通訳あり)
2.プログラム
12:30 - 受付・開場
13:00 - 開会
13:00 - 【基調調演】日・ASEAN 情報セキュリティ強靭化のための取組み
・講演:谷脇康彦(内閣審議官・内閣官房情報セキュリティセンター副センター長)
13:25 - 【第一部】日・ASEAN 情報セキュリティを担う人材の確保に向けて
・講演:中村裕治(総務省情報流通行政局情報流通振興課情報セキュリティ対策室調査官)
・講演:小池雅行(経済産業省商務情報政策局地域情報化人材育成推進室長)
・講演:岡田良太郎(WASForum Hardening Project ファシリテータ)
・パネルディスカッション
モデレータ:徳田英幸(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科委員長、
環境情報学部教授、NISC情報セキュリティ補佐官)
パネリスト:講演者及びASEAN(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、フィリピン)
の情報セキュリティ関係者
15:20 - 【第二部】日・ASEAN 重要インフラ防護の現状と課題
・講演:林良造(明治大学国際総合研究所所長)
・講演:一般財団法人金融ISAC
・パネルディスカッション
モデレータ:林良造(明治大学国際総合研究所所長)
パネリスト:講演者及びASEAN(マレーシア、ミャンマー、シンガポール、タイ、ベトナム)
の情報セキュリティ関係者
3.参加申し込みについて
1) 参加費:無料
2) 定員:200名(入場多数の場合は先着順となります)
3) 申込み:参加を希望される方は、次の参加申込受付ページ(外部サイト)からお申込み下さい。
なお、取得しました個人情報については、本シンポジウムの参加確認及び質問内容の確認以外には
使用いたしません。申込みURL:http://www2.kingtour.com/ev/u/?cvid=asean-japan
4) 問合わせ先:日・ASEAN情報セキュリティ国際シンポジウム事務局(a-j-sympo@nisc.go.jp)