総務省は、教育分野におけるICT利活用及びその普及促進を加速化させるため、ICTを活用した今後の教育・学習環境のあり方や、普及方策等について検討することを目的として「ICTドリームスクール懇談会」を開催します。
1 背景・目的
教育分野におけるICTの利活用については、各自治体における学校現場への導入事例の増加のみならず、民間教育サービスにおけるタブレット端末の活用、MOOCs(大規模公開オンライン講座)等の新たな学習スタイルの登場等、多様な動向が見られるところです。
昨今、ICTは、情報端末の普及、ブロードバンド環境の整備、クラウド技術の進展、ビッグデータビジネスの可能性等により大きく変化・進化しており、ICTを最大限利活用することで、地域・世帯年収を問わない学習機会の提供、学校・家庭・民間教育事業者のシームレス化、学習記録データを活用した個々の進捗に応じた学習環境の提供等の可能性が見込まれます。
このような観点から、最先端のICTを取り込んだ今後の教育・学習環境のあり方、今後の普及方策や、新たなビジネスの展開に向けた検討を行うことを目的として、本懇談会を開催します。
2 主な検討事項
(1)ICTを活用した今後の教育・学習環境のあり方
(2)実現すべきICTモデルの具体化
(3)今後の展開方策
3 構成員
4 開催期間
平成26年6月から開催し、同年秋を目途に一定のとりまとめを行う予定です。