総務省は、平成26年度より、学校・家庭等をシームレスにつなぐとともに、多種多様なコンテンツを利用でき、低コストで導入・運用可能な「教育クラウド・プラットフォーム」の実証を行っています。今般、当該実証のこれまでの成果をもとに、主として教育委員会・学校向けに「教育ICTの新しいスタイル クラウド導入ガイドブック2016」を作成しましたので公表します。
本ガイドブックは、教育委員会や学校が、クラウドを中心とした教育ICT環境を円滑に導入していただけるよう、参考となる情報を提供するものです。
具体的には、まず冒頭に、クラウド等の導入に当たり教育委員会や学校が抱えている共通の課題(悩み)を挙げ、これらに対する対応案を簡潔に示しています。
その上で、クラウド等の導入プロセスを準備・計画・調達・運用の4段階に分け、各段階における留意点等について記載しています。
このほか、クラウドの活用等の事例を豊富に記載するとともに、技術的な内容を多く含む調達や情報セキュリティについては、別冊にまとめています。
なお、本ガイドブック及び別冊の内容については、最新の情報を総務省ホームページ「教育情報化の推進」に追加記載していきます。