報道資料
令和7年2月12日
「DIGITAL POSITIVE ACTION」プロジェクトに関連する総合Webサイトを公開-ICTリテラシー向上に資する官民の取組を紹介 -
総務省は、インターネットやSNSにおける利用者のICTリテラシー向上を目的として、官民の多様な関係者と連携し、意識啓発プロジェクト「DIGITAL POSITIVE ACTION」を推進しています。
これに関連し、例年2月のインターネットの安全な利用環境の実現に向けて、世界的に啓発活動を実施するセーファーインターネットデーに合わせて、そのような活動の一環として、本日、総合Webサイトを公開しました。
1.概要
インターネットやSNSの普及につれて社会生活の利便性が向上する一方で、偽・誤情報や詐欺広告、誹謗中傷などの投稿が加速的に拡散され、特に災害やパンデミックが発生した際には偽・誤情報等が深刻な影響を及ぼしているとの指摘があります。デジタル技術は人々の日常生活に深く浸透しており、国民一人一人がデジタル社会の構成員として安心してインターネットやSNSを利用するためには、他者への影響にも配慮しつつ、デジタル技術を積極的に活用し、責任ある行動をとることが益々重要となっています。
このため、本年1月22日(水)に、総務省と19の企業・団体が協働し、ICTリテラシー向上を目的として「DIGITAL POSITIVE ACTION」プロジェクトを開始しました。
このたび、本プロジェクトの一環として、例年2月のインターネットの安全な利用環境の実現に向けて、世界的に啓発活動を実施するセーファーインターネットデーに合わせて、そのような活動の一環として、本日、総合Webサイトを公開し、教材やセミナーの予定など官民の取組を掲載しました。引き続き、本プロジェクトを通じて、総合Webサイトのコンテンツの拡充、教材開発やセミナー開催などをはじめとしたICTリテラシー向上の取組を推進します。
(参考1)「
総務省|報道資料|総合的なICTリテラシー向上に向けた官民連携プロジェクト「DIGITAL POSITIVE ACTION」の開始」(1月22日付報道発表)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu05_02000169.html
2.官民の取組を集約した総合Webサイトについて
本サイトでは、「DIGITAL POSITIVE ACTION」プロジェクトにおいて連携している各企業・団体による、セミナーやシンポジウムをはじめとする各種取組を紹介しています。
今後も本サイトにおいては、普及啓発教材等をはじめとするコンテンツを拡充していくことを予定しています。直近では、「ICT活用のためのリテラシー向上に関するロードマップ」に基づく取組の一環として、青少年、保護者、高齢者の特性や課題に応じ、各世代向けに、身につけるべき5つの能力領域を網羅するICTリテラシー向上に資する啓発教材などの公開を予定しています。是非ご覧ください。
(参考2)「ICT活用のためのリテラシー向上に関するロードマップ」
https://www.soumu.go.jp/main_content/000888980.pdf
(参考3)「セーファーインターネットデー」
セーファーインターネットデーとは、2004年にEUで始まった世界180ヶ国以上の国と地域で開催されている取組であり、例年2月に"Together for a better internet"をスローガンとして、インターネットの安全な利用環境の実現に向けて、世界中のステークホルダーによって啓発活動が実施されています。
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