報道資料
令和8年4月15日
総務省
安全かつ効率的なレベル4自動運転に資する通信システム等の検証に関する実証団体の選定結果
「地域社会DX推進パッケージ事業(自動運転レベル4検証タイプ)」における、安全かつ効率的なレベル4自動運転に資する通信システム等の検証を実施する実証団体として、12コンソーシアムが選定されました。
1 概要
人口減少・少子高齢化や経済構造変化等が進行する中、持続可能な地域社会を形成し、強い地方経済を実現するためには、デジタル技術の実装(地域社会DX)を通じた省力化・地域活性化等による地域社会課題の解決が重要です。
このため、総務省ではデジタル人材/体制の確保支援、AI・自動運転等の先進的ソリューションや先進的通信システムの実証、地域の通信インフラ整備の補助等の総合的な施策を通じて、デジタル実装の好事例を創出し、全国における早期実用化を目指す「地域社会DX推進パッケージ事業」を実施しています。
今般、本事業の一環として、安全かつ効率的な自動運転のために必要な通信システムの信頼性確保等について検証するための実証団体が選定されましたので結果を公表します。
今後、実証団体による検証が順次開始され、令和8年10月頃に中間報告、令和9年2月頃に最終取りまとめを予定しています。進捗に関する詳細は、「地域社会DX推進パッケージ事業(自動運転レベル4検証タイプ)」の管理事業者である株式会社三菱総合研究所(以下「MRI」といいます。)が開設するウェブサイトに随時掲載してまいります。
■進捗に関する詳細(MRIのウェブサイトに遷移します。)
URL:
https://pubpjt.mri.co.jp/pjt_related/rcsad-info/index.html
2 実証団体の選定結果
| 実証地域 |
代表機関 |
実証概要 |
| 北海道千歳市 |
NTTドコモビジネス株式会社 |
積雪・凍結路面における運行判断自動化と空港周辺混雑環境下における路車協調型合流支援による自動運転の柔軟性向上のための実証 |
| 宮城県仙台市 |
NTTドコモビジネス株式会社 |
複数キャリア回線・NTN等による通信安定性確保と路面・気象・信号等の外部環境情報を活用した自動運転車両制御・運行判断高度化の実証 |
| 茨城県日立市 |
KDDI株式会社 |
AIによるRANパラメータ最適化を活用した5G接続性・エリア品質最大化による既存インフラ効率活用と初期コスト低減の実証 |
| 東京都狛江市 |
NTT東日本株式会社 |
ローカル5G・キャリア通信マルチアクセス安定化構成とバス停・車内遠隔旅客サービスによる事業性向上の実証 |
| 神奈川県横浜市 |
日産自動車株式会社 |
多台数の自動運転車両を複数人で遠隔監視・支援する際の通信要件の整理と通信安定化技術の実証 |
| 長野県塩尻市 |
KDDI株式会社 |
5G SA・ネットワークスライシング・L4S等を活用した1:N遠隔監視に向けた通信・映像最適化の実証 |
| 三重県志摩市 |
NTT西日本株式会社 |
通信システム及び路側インフラを活用した踏切横断時における自動運転車両制御の実証 |
| 京都府宮津市 |
NTT西日本株式会社 |
路側センサによる車両検知情報及び積雪・凍結等の路面情報を活用した狭隘道路における自動運転運行管理技術の実証 |
| 京都府精華町 |
ソフトバンク株式会社 |
通信とAIを活用した遠隔監視による自動運転バスの安全性定量評価手法及び自動運転バスとロボタク混在下のN:M監視運用による経済性の実証 |
| 大阪府大阪市 |
大阪市高速電気軌道株式会社 |
WiGig×メタサーフェス反射板による弱電界エリア通信改善及び路車インフラ連携車両制御の実証 |
| 島根県美郷町 |
NTT西日本株式会社 |
自営Wi-Fi通信網や低軌道衛星ブロードバンド通信等による不感地帯での自動運転運行及び遠隔監視の通信品質確保のための実証 |
| 沖縄県石垣市 |
NTT西日本株式会社 |
複数回線によるマルチパスの通信制御を用いたトラヒック輻輳下での通信安定性確保とN:M遠隔監視の通信要件検証及び経済性モデル確立のための実証 |
■選定結果に関する詳細(MRIのウェブサイトに遷移します。)
URL:
https://pubpjt.mri.co.jp/publicoffer/20260415.html
3 参考
総務省では、令和6年度に「地域デジタル基盤活用推進事業(自動運転レベル4検証タイプ)」を通じて「レベル4自動運転移動サービスの社会実装促進に向けた通信システムの信頼性確保等に関するモデル集」を作成しました。
今般、令和7年度に実施した「地域社会DX推進パッケージ事業(自動運転レベル4検証タイプ)」を通じて「
レベル4自動運転移動サービスの社会実装促進に向けた通信システムの信頼性確保等に関するモデル集(第2版)
」として更新しております。
自動運転の導入を検討する地域が本モデル集を参照することによってレベル4自動運転移動サービスの社会実装が促進されるよう本モデル集の周知等を進めます。
4 関係報道資料
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