1 背景
総務省では、「G空間×ICT推進会議」での提言を受け、G空間シティ構築事業、G空間プラットフォームの構築等、G空間×ICT関連施策を推進しているところです。
今般、こうしたG空間×ICT関連施策の海外への成果展開を図るため、「G空間×ICTの海外展開に向けた国際シンポジウム」を開催することといたしました。
当日は、我が国におけるG空間×ICTプロジェクトの紹介や海外におけるG空間情報の活用について、事例発表及び意見交換を行います。加えて、会場内にてG空間×ICTに関する技術展示も行います。
2 開催概要
(1)日 時:平成27年3月20日(金)10:30-16:30(予定)
(2)会 場:東京国際フォーラム
7階 ホールD7(シンポジウム)、6階 ロビー(技術展示)
(東京都千代田区丸の内3-5-1)
(3)内 容(予 定):
○開会の挨拶(10:30-10:40)
・長谷川 岳 総務大臣政務官(調整中)
○基調講演「G空間情報に関する最新動向の紹介」(仮)(10:40-11:10)
・東京大学空間情報科学研究センター教授 柴崎 亮介 氏
(G空間×ICT推進会議座長)
○「G空間×ICTプロジェクトの紹介」(仮)(11:10-12:00)
・総務省
○海外における活用事例紹介(13:30-15:45)
・「G空間情報、GNSS、及びICTの融合によるアジア太平洋地域の災害対策強化への期待」(仮)
伊藤 道夫 氏(JAXA、日本)
平成26年12月まで国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)の情報通信技術及び災害リスク低減部門(IDD)に
在籍し、アジア太平洋地域の発展途上国の防災分野における宇宙技術及びG空間情報の利用推進に携わる。
・「豪州における準天頂衛星、GNSS利活用への活用と期待、農業分野への活用」(仮)
フィリップ・コヒエー 氏(CRC-SI、豪州)
豪州空間情報共同研究センター(CRC-SI)において、JAXAとの共同研究を推進。総務省プロジェクトでは、日本独自
の衛星測位システムである準天頂衛星を活用した先進的な農業モデルの確立にも取り組んでいる。
・「アジアにおける携帯電話位置情報のビッグデータ活用」(仮)
スリガネッシュ・ロカナタン 氏(LIRNEasia、スリランカ)
スリランカのICT政策専門のシンクタンクLIRNEasiaのBig Data for Developmentチームリーダー。ビッグデータとしての
G空間情報の利活用を専門とする。
・「タイにおけるG空間情報の交通分野への活用」(仮)
ワサン・パットラ・アティコム氏(NECTEC、タイ)
タイ国立電子コンピューター技術研究センター(NECTEC)において、高度道路交通システム(ITS)の研究を行って
おり、政府機関やソーシャルメディアから交通分野のG空間情報を収集・配信するプロジェクト「Traffy」の立ち上げに
携わる。
○パネルディスカッション(15:45-16:30)
・コーディネーター:柴崎 亮介 氏
・パネラー:伊藤 道夫 氏、スリガネッシュ・ロカナタン 氏、フィリップ・コヒエー 氏、ワサン・パットラ・アティコム氏、
その他調整中
3 傍聴の申込方法
4 関係報道等資料