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報道資料

平成30年2月16日

「ICT地域活性化大賞2017」受賞案件の発表及びシンポジウム「地域ICTサミット2017」の開催

 総務省では、ICT(情報通信技術)の活用による地域が抱える様々な課題の解決及び地域活性化を図るため、地域における自律的な創意・工夫に基づくICT利活用事例を広く募集し、優良事例について「ICT地域活性化大賞」として表彰しています。
 「ICT地域活性化大賞2017」の候補案件の募集を平成29年10月25日から11月30日まで行ったところ、102件の応募がありました。これらについて審査を実施し、下記のとおり受賞案件を決定しましたのでお知らせします。
 また、本賞の表彰式を含むシンポジウムを下記のとおり開催します。

○「ICT地域活性化大賞2017」受賞案件の発表

1 「ICT地域活性化大賞」概要
 地域が抱える様々な課題(人口減少、少子高齢化、地域経済の衰退、医師不足、災害対応等)を解決し、地域活性化に資するため、それぞれの地域において自律的な創意・工夫に基づいて、ICT(情報通信技術)を活用した様々な優れた取組がなされています。
 これらの取組の中で、特に、全国的な横展開が見込まれる事例、分野横断的な事例、地域間の広域連携が見込まれる事例を広く募集し、表彰を行っています。
 
2 応募総数
  102件
  
3 受賞案件(【 】は実施主体、〈 〉は主な提供地域)
大賞/総務大臣賞
(1件)
ICTを活用した市民協働で多様な子育てニーズと地域人材活用を両立
【株式会社AsMama(本社:神奈川県横浜市)】〈奈良県生駒市、秋田県湯沢市 他〉

                               
        甲田 恵子氏
   株式会社AsMama 代表取締役CEO
優秀賞(4件) ひぐまっぷ:ICTを活用したヒグマ出没情報収集と共有の取り組み
【森のくまさんズ】〈北海道森町 他〉
 
ICTクラウド活用で急性心筋梗塞などの救命率をUP!
【福井大学医学部附属病院、金沢大学附属病院救命センター】〈福井県・石川県〉
 
ICT活用による新しい地域モビリティ
【北海道天塩町】〈北海道天塩町〉
 
日本の川・地方を豊かにする遊漁券オンライン販売システム:フィッシュパス
【株式会社フィッシュパス(本社:福井県福井市)】〈福井県福井市 他〉
 
行政効率化賞(1件)
 
ICTを活用したペーパーレス化から働き方改革への取組み
【愛媛県西予市】〈愛媛県西予市〉
 
奨励賞(6件) LINEを活用した“One to One”の情報配信
【福岡県福岡市、LINE株式会社、電通アイソバー株式会社】〈福岡県福岡市〉
 
地域連携型駐車場シェアによる観光課題の解決
【軒先株式会社(本社:東京都千代田区)】〈福島県喜多方市 他〉
 
ICT人材育成と創業支援による地域活性化
【沖縄県沖縄市、スタートアップコンソーシアム沖縄】〈沖縄県沖縄市〉
 
福島復興を牽引する地元中小建設企業のICT活用
【庄司建設工業・滝建設工業特定建設工事共同企業体(福島県南相馬市)】〈福島県南相馬市〉
 
ICTを活用したマンゴーの安定生産と栽培促進
【沖縄セルラー電話株式会社(本社:沖縄県那覇市)】〈沖縄県宮古島市〉
 
AIを活用したチャットボット「イーオのごみ分別案内」
【神奈川県横浜市、株式会社NTTドコモ】〈神奈川県横浜市〉
 
 ※受賞案件の概要は別紙1PDFのとおりです。
 
4 審査方法
  受賞案件は有識者による審査会で決定しました。審査会の構成員は別紙2PDFのとおりです。
 

○シンポジウム「地域ICTサミット2017」の開催

1 概要
 高齢化や人口減少等、地域が抱える様々な課題への対応が求められている中、IoT/センサー、クラウド、ビッグデータ、AI等の技術と地域のノウハウを結びつけ、その課題を解決し、地域を元気にするような優良モデルが数多く創出されています。
 本シンポジウムでは、「ICT地域活性化大賞2017」の表彰式を行うとともに、ICT/IoT、ビッグデータ、AI、シェアリングエコノミー等の活用事例を紹介しながら、こうした優良モデルの普及を目指します。
 
2 開催日時及び場所
(1)日時:平成30年3月9日(金)12時30分〜16時00分(予定)
(2)場所:東京ビッグサイト レセプションホールA(東京都江東区有明3-11-1)
 
3 プログラム(予定)
(1)主催者挨拶
(2)「ICT地域活性化大賞2017」表彰式及びフォトセッション
(3)特別講演「私は創造的でありたい」 
   若宮 正子 氏                            
(4)受賞団体によるプレゼンテーション
(5)パネルディスカッション
          モデレーター  関口 和一 氏(日本経済新聞社 編集委員)
    パネリスト    受賞団体 他 

              
                     若宮 正子氏
        1935年生まれ。2017年にスマ
        ホ向けアプリ「hinadan」を開発。
        2018年2月、ニューヨーク国連
        本部のデジタル社会と高齢者
        に関するイベントでスピーチ。

4 主催・後援
(1)主催:総務省、日本経済新聞社、国際大学GLOCOM
(2)後援:一般財団法人全国地域情報化推進協会
 
5 参加申込み
(1)参加費:無料
(2)定 員:300名
(3)申込み:参加を希望される方は、次の参加申込受付ページ(外部サイト)からお申込み下さい。なお、取得しました個人情報については、本シンポジウムの参加確認及び質問内容の確認以外には使用いたしません。
申込みURL:https://www1.entryform.jp/sympo_ict2017/
※好評につき受付は終了いたしました。

関連報道資料

「ICT地域活性化大賞2017」候補案件の募集(平成29年10月25日)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000152.html

 
連絡先
総務省 情報流通行政局 地域通信振興課
担当:加藤補佐、伊藤主査、工藤官
電話:03−5253−5758(直通)
FAX:03−5253−5759
 

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