総務省トップ > 広報・報道 > 報道資料一覧 > 「クラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示指針」における「AIを用いたクラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示指針(ASP・SaaS編)」の追加

報道資料

令和4年2月15日

「クラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示指針」における「AIを用いたクラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示指針(ASP・SaaS編)」の追加

 総務省では、クラウドサービスの安全・信頼性を向上させるため、利用者によるクラウドサービスの比較・評価・選択等に資する情報の開示項目を示した7つの情報開示指針からなる「クラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示指針」を公表しています。

 今般、AIを用いたクラウドサービスの提供の増加等を踏まえ、クラウドサービス事業者がAIを用いたクラウドサービスを提供しようとする際のリスクへの対応方針として新たに「AIを用いたクラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示指針(ASP・SaaS編)」を追加しましたので、公表します。

1 経緯

 総務省では、IaaS、PaaS及び ASP・SaaS(※1)等のクラウドサービスの普及に伴い、利用者によるクラウドサービスの比較・評価・選択等に資する情報に関するニーズに対応するため、一般社団法人ASP・SaaS・クラウド普及促進協議会(※2)における検討を踏まえて、クラウドサービスに関する情報開示を推進するとともに、利用者によるクラウドサービスの比較・評価・選択等を容易にすることを目的として、「クラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示指針」と総称する以下の各情報開示指針を順次策定し、公表してきました。

 今般、AIを用いたクラウドサービスの提供の増加等を踏まえ、ASP・SaaS等のクラウドサービス事業者がAIを用いたクラウドサービスを提供しようとする際のリスクへの対応方針として、新たにAIを用いたクラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示指針を定めました。

【クラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示指針(平成30年10月改訂)】
  • ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示指針(第2版)
  • ASP・SaaS(特定個人情報取扱いサービス)の安全・信頼性に係る情報開示指針
  • ASP・SaaS(医療情報取扱いサービス)の安全・信頼性に係る情報開示指針
  • IaaS・PaaSの安全・信頼性に係る情報開示指針(第2版)
  • データセンターの安全・信頼性に係る情報開示指針(第3版)
  • IoTクラウドサービス(※3)の安全・信頼性に係る情報開示指針(ASP・SaaS編)
  • IoTクラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示指針(IaaS・PaaS編)
  • ※1:IaaS(Infrastructure as a Service)とは、サーバ、ハードディスク、ストレージ等のASP・SaaS・PaaSに必要なハード基盤機能とデータセンターの複合機能をネットワーク経由で提供するサービスを指す。PaaS(Platform as a Service)とは、狭義にはシステム基盤機能、ネットワーク基盤機能、開発・実行基盤機能をネットワーク経由で提供するサービスを指し、広義にはデータセンター及びIaaSを包含するサービスをいう。なお、IaaS及びPaaSを総称して、ホスティングサービスという場合もある。
    ASP(Application Service Provider)・SaaS(Software as a Service)とは、特定又は不特定のユーザーが必要とするシステム機能を、ネットワークを通じて提供するサービスのことをいう。
  • ※2:令和2年4月に「特定非営利活動法人ASP・SaaS・IoTクラウドコンソーシアム」から「一般社団法人ASP・SaaS・クラウド普及促進協議会」へ移行。
  • ※3:「IoTクラウドサービス」とは、IoT機器(センサーやアクチュエータ)を使ったクラウドサービスのことをいう。

2 公表資料

3 関係報道資料

連絡先
 総務省 情報流通行政局
 地域通信振興課デジタル企業行動室
 佐々木課長補佐、尾ア主査
 TEL: 03-5253-5857
 MAIL:healthcare-ict_atmark_ml.soumu.go.jp

※スパムメール対策のため、「@」を「_atmark_」と表示しております。送信の際には、「@」に変更してください。

ページトップへ戻る