1 概要
総務省では、オンライン診療の普及促進に向け、オンライン診療の導入を検討する医療機関等を対象として、実際のオンライン診療の導入を進めることができるようになることを目的に、導入に必要な情報及び事例等を取りまとめた、「遠隔医療モデル参考書-オンライン診療版-」を令和2年度に公表しました。
公表から3年以上が経過し、コロナ禍を経る中で、厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」が令和4年1月に一部改定されてオンライン診療可能な範囲が拡大するなど、オンライン診療を取り巻く環境が進展を見せています。
このような背景を踏まえて、「「遠隔医療モデル参考書-オンライン診療版-」の改訂に係る有識者会議」(構成員は別紙1のとおり)を開催し、同参考書の見直しに向けた検討を進めてまいりました。
今般、同会議における検討結果等を踏まえ、「遠隔医療モデル参考書-オンライン診療版-」(改訂版)(別紙2・3)を取りまとめましたので、別紙のとおり公表します。
2 改訂のポイント
・歯科、服薬指導、へき地医療等での導入事例を追加するなど、掲載事例を充実。
・医療機関及び患者の双方のメリットを分かりやすく記載。
・事故事例の掲載など、サイバーセキュリティに関する記述を充実・強化。
・オンライン診療に係る情報収集先等の情報を掲載。
3 資料