報道資料
平成25年3月13日
無線設備規則の一部改正案に係る電波監理審議会からの答申及び意見募集の結果
<1.2GHz帯及び2.3GHz帯を使用するFPUの導入に向けた制度整備>
総務省は、本日、1.2GHz帯及び2.3GHz帯を使用するFPUの導入に伴う関係省令等の一部を改正する省令案等について、電波監理審議会(会長:前田 忠昭 東京瓦斯株式会社顧問)に諮問し、原案を適当とする旨の答申を受けました。
また、当該省令案等について、意見募集をしたところ、8件の意見の提出がありましたので、提出された意見及びそれらに対する総務省の考え方と併せて公表します。
1 経緯
現在、800MHz帯、マイクロ波帯※、42GHz帯及び55GHz帯において番組伝送用の放送事業用無線局(Field Pickup Unit:放送番組の映像・音声を取材現場(報道中継等)から受信基地局等へ伝送するシステム(以下、「FPU」といいます。))が運用されています。800MHz帯については、平成24年4月に周波数割当計画が変更され、1.2GHz帯及び2.3GHz帯に移行することとなりました。
このため、情報通信審議会において「放送システムに関する技術的条件」のうち「放送事業用無線局の高度化のための技術的条件」について審議を行い、本年1月25日に「1.2GHz帯及び2.3GHz帯を使用する放送事業用無線局(FPU)の技術的条件」に関して一部答申を受け、同答申に沿って移動業務の無線局の技術的条件について規定の整備を行おうとするものです。
総務省は、1.2GHz帯及び2.3GHz帯を使用するFPUの導入に伴う無線設備規則の一部を改正する省令案について、平成25年1月31日から平成25年3月1日までの間、意見募集を行いました。
※5.9GHz帯、6.5GHz帯、6.9GHz帯、10.3GHz帯、10.6GHz帯、13.0GHz帯
2 答申及び意見募集の結果
(1) 本日、1.2GHz帯及び2.3GHz帯を使用するFPUの導入のため、電波監理審議会へ無線設備規則の一部を改正する省令案について諮問し、原案を適当とする旨の答申を受けました。
(2) 当該省令案について、平成25年1月31日から平成25年3月1日までの間、意見募集を行ったところ、8件の意見の提出がありました。提出された御意見及びそれらに対する総務省の考え方は
別紙のとおりです。
3 今後の予定
総務省では、電波監理審議会答申及び意見募集の結果を踏まえ、速やかに関係省令等の改正を行う予定です。
(関係報道資料等)
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