「4K・8Kロードマップに関するフォローアップ会合中間報告」(平成26年9月)においては、放送分野における4K・8Kの推進とともに、産業全体における4K・8Kの利活用の可能性について併せて検討していくこととされています。
これに鑑み、今般、美術分野における8K利活用の事例を海外において具体的に示すことを目的として、世界有数の美術館である米国フィラデルフィア美術館において8Kによる演出を行うこととしました。
総務省では、引き続き、4K・8Kの総合的な推進を進めていくこととしています。
【フィラデルフィア美術館「狩野派」展での8K演出概要】
期間: 平成27年2月12日〜同年3月15日(2月12日〜15日は内覧会)(※2)
場所: 米国フィラデルフィア美術館「狩野派」展
概要: 展示される狩野派の作品と関係の深い、富士山をテーマとした8Kコンテンツ
「富士山 森羅万象」(NHK制作)を8Kディスプレイにより上映し(※3)、臨場感溢
れる8K映像のデモンストレーションを実施
※1: 現行の地上デジタルテレビ放送の16倍の画素数(約3,300万画素)により高精細で立体感、
臨場感ある映像を実現する技術
※2: 「狩野派」展の一般公開は、平成27年2月16日(月)〜同年5月10日(日)
※3: シャープ株式会社製8Kディスプレイ、アストロデザイン株式会社製8K再生装置を使用
【参考】