報道資料
平成28年7月15日
イタリア・クイリナーレ宮美術館「日本仏像展」における8K技術による演出
総務省は、文化庁と協力して、平成28年7月28日からイタリア共和国クイリナーレ宮美術館(ローマ)で開催される「日本仏像展」において、超高精細映像技術(8K(※1))による美術展の演出を行います。
「4K・8Kロードマップに関するフォローアップ会合 第二次中間報告」(平成27年7月)においては、4K・8K技術に関連した様々な製品やサービスが開発・販売され、生活、文化、社会に浸透していくことは、4K・8K技術に関する様々な分野の国内産業の発展、さらには国際市場での競争力強化につながるものであるとともに、これらの技術に基づいた放送サービスの展開及び普及にも寄与するものであり、総合的な取組を推進していくことが肝要、とされています。
これに鑑み、美術分野における8K利活用の事例を海外において具体的に示すことを目的として、イタリア共和国クイリナーレ宮美術館において8Kによる演出を行うこととしました。 総務省では、引き続き、4K・8Kの総合的な推進を進めてまいります。
【クイリナーレ宮美術館「日本仏像展」での8K演出概要】
- 期間: 平成28年7月28日〜同年9月4日(※2)
- 場所: イタリア共和国クイリナーレ宮美術館「日本仏像展」(※3)会場内
- 概要: 「千体千手観音像の秘密〜京都・三十三間堂」(NHK制作)を8Kディスプレイにより上映し(※4)、臨場感溢れる8K映像のデモンストレーションを実施
- ※1: 現行の地上デジタルテレビ放送の16倍の画素数(約3,300万画素)により高精細で立体感、臨場感ある映像を実現する技術
- ※2: 「日本仏像展」の一般公開は、平成28年7月29日(金)〜平成28年9月4日(日)
- ※3: 主催:文化庁、パラエクスポ財団(クイリナーレ宮美術館)
後援:イタリア文化財・文化活動・観光省
- ※4: シャープ株式会社製8Kディスプレイ、アストロデザイン株式会社製8K再生装置を使用
ページトップへ戻る