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報道資料

平成29年11月20日

「ワイドFM周知強化期間」における取組のお知らせ

 総務省では、AMラジオ放送の難聴対策や災害対策を目的として、民間放送事業者が整備するFM補完中継局により放送する「ワイドFM(FM補完放送)」について、本年11月20日(月)から12月10日(日)までを「ワイドFM周知強化期間」として、その意義や効果の理解を深めていただくための周知広報を強化します。

1 目的

 総務省では、AMラジオ放送の難聴対策(都市型難聴対策、地理的・地形的難聴対策等)及び災害対策のため、民間放送事業者が整備するFM補完中継局によりAMラジオ放送を補完する目的で行う放送(「ワイドFM(FM補完放送)」(別紙PDF参照))の取組を支援・推進してきたところです。
 本年12月1日で、ワイドFMの本放送が開始(※1)されてから3周年を迎えます。この節目の機会に、できる限り多くの方々にワイドFMの意義や効果について理解を深めていただくため、本日から12月10日までの期間を「ワイドFM周知強化期間」として、各種の周知広報に取り組みます。
 総務省としては、本周知広報によるワイドFMの浸透を通じて、従来のAMラジオ放送やFMラジオ放送がより一層利用され、国民にその恩恵が享受されることを期待するものです。

(※1)それまでAMラジオ放送のFM波による補完的な中継局の設置は外国波混信対策に限定されていましたが、「放送
  ネットワークの強靭化に関する検討会」が公表した「中間取りまとめ」(平成25年7月)において、AMラジオ放送におけ
  るFM波の利用の難聴対策や災害対策への利用等への拡大を内容とする提言がありました。総務省では、この提言
  を踏まえ「AMラジオ放送を補完するFM中継局に関する制度整備の基本的方針」(平成26年1月)を策定・公表し、FM
  波を活用した災害対策及び難聴対策のためのAMラジオ放送を補完するFM補完中継局の導入について所要の制度
  整備を行いました。本制度に基づき、平成26年12月1日、北日本放送株式会社(富山県)及び南海放送株式会社(愛
  媛県)により、わが国で初めてのワイドFMの本放送が開始されました。

2 周知広報の取組

 「ワイドFM対応端末普及を目指す連絡会」(※2)と連携し、「ワイドFM? 〜あの人に、もっと良い音を。〜」をキャッチフレーズに、次の(1)から(4)までの取組を行います。

(※2)「ワイドFM対応端末普及を目指す連絡会」は、FM補完放送受信端末の普及を目的に、全国のAMラジオ放送を行
  う民間放送事業者全47社の参加の下、平成27年3月に発足した民間組織。

(1)総務省ウェブサイトのリニューアル(11月20日(月))
   https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/housou_suishin/fm-seibi.html
(2)Yahoo!ニュースとの連携による意識調査(11月20日(月)〜12月10日(日))
   http://www.kantei.go.jp/jp/ishikichousa/index.html (※首相官邸ウェブサイトにリンク)
  『設問:「ワイドFM」知ってる?』
   https://news.yahoo.co.jp/polls/domestic/31323/vote(※Yahoo!ニュース意識調査のページにリンク)
(3)首都圏の家電量販店等におけるポスター掲出・チラシ配布等(11月22日(水)〜)〔下記 イメージ1〜3参照〕
(4)首都圏の地下鉄等における車内広報(12月4日(月)・5日(火))〔下記 イメージ4参照〕

3 参考

 総務省の「ワイドFM周知強化期間」にあわせて、「ワイドFM対応端末普及を目指す連絡会」に参加する一部の民間放送事業者も、周知広報活動を実施する予定です。
連絡先
総務省情報流通行政局地上放送課
担当:岩坪課長補佐、富澤係長、居城係長
電話:03-5253-5949(直通)
FAX:03-5253-5794

「ワイドFM周知強化期間」に使用するポスター等のイメージ

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