総務省では、平成26年以降、AMラジオ放送の難聴対策や災害対策のため、FM補完中継局の整備を推進してきました。本年度中に、全ての民間AMラジオ放送事業者(47社)において、親局のAMラジオ放送を補完する「主たるFM補完中継局」の整備が完了しますので、お知らせします。
総務省では、平成26年にAM(中波)ラジオ放送の難聴(都市型難聴、外国波混信、地理的・地形的難聴)対策や災害対策を行うことを目的としたFM補完中継局の開設を可能とするための制度を創設し、その整備を推進してきました。
本日、AMラジオ放送事業者である株式会社アール・エフ・ラジオ日本、西日本放送株式会社及び株式会社高知放送の3社に対して、それぞれ親局のAMラジオ放送を補完する「主たるFM補完中継局」に係る予備免許の付与を行いました。今般の予備免許では、3社のFM補完中継局は、本年度中に整備が完了することとされています。
これにより、全ての民間AMラジオ放送事業者(47社)において、主たるFM補完中継局の整備が完了します。
総務省では、引き続き、ラジオ放送の難聴対策や災害対策の推進に取り組んでまいります。