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報道資料

平成30年11月22日

BS放送への新規参入等に係る公募の予定

 総務省は、一般社団法人衛星放送協会から、右旋円偏波の電波の周波数を使用するBS放送について同協会会員社が一部帯域を自主的に返上する旨の報告を受けました。これを踏まえ、総務省は新規参入等に係る公募を行います。

1 経緯

 今般、総務省は、一般社団法人衛星放送協会から、右旋円偏波の電波の周波数を使用するBS放送に関し、同協会会員社より計42スロットの帯域について自主的に返上する旨の報告を受けました。
 これを踏まえ、総務省では、以下のスケジュールにより、右旋円偏波の電波の周波数を使用するBS放送、既に使用可能となっている左旋円偏波の電波の周波数を使用するBS放送及び東経110度CS放送について、新規参入等に係る公募を行います。
 なお、基幹放送普及計画(昭和63年郵政省告示第660号)を踏まえ、右旋円偏波の電波の周波数を使用するBS放送については高精細度テレビジョン放送又は標準テレビジョン放送、左旋円偏波の電波の周波数を使用するBS放送及び東経110度CS放送については超高精細度テレビジョン放送を公募の対象とすることとします。

2 想定スケジュール

・平成30年中   審査基準案に関するパブリックコメントの招請
・平成30年度中  公募
・平成31年夏頃  認定
・平成32年夏〜秋 新たな放送の開始
連絡先
情報流通行政局 衛星・地域放送課
小川補佐、伊藤係長
電話: 03-5253-5799(直通)
FAX: 03-5253-5800
E-mail:eisei-housou/atmark/ml.soumu.go.jp
※スパムメール対策のため、「@」を「/atmark/」として表示しております。送信の際には「@」に変更してください。

(参考)

基幹放送普及計画(昭和63年郵政省告示第660号) ―抜粋―
第1 基幹放送の計画的な普及及び健全な発達を図るための基本的事項
1 基幹放送を国民に最大限に普及させるための指針
(1) 国内放送の普及
イ 衛星基幹放送
衛星基幹放送については、高精細度テレビジョン放送又は標準テレビジョン放送にあっては右旋円偏波(電波の伝搬の方向に向かって電界ベクトルが時間とともに時計回りの方向に回転する円偏波をいう。以下同じ。)の電波の周波数、超高精細度テレビジョン放送にあっては左旋円偏波(円偏波のうち、右旋円偏波以外のものをいう。以下同じ。)の電波の周波数を使用して放送を行うことを基本として、放送に関する需要の動向を勘案するとともに、地上基幹放送及び有線一般放送との連携に留意しつつ、その普及を図るとともに次のとおりとする。

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