総務省は、BS右旋の空き帯域を4K放送へ割り当てるために必要な制度整備に関し検討を行う際の参考とするため、「衛星放送の未来像に関するワーキンググループ報告書を踏まえたBS右旋の空き帯域の4K放送への割当てに関する基本的考え方」について、令和4年6月23日(木)から同年7月22日(金)までの間意見募集を行ったところ、25件の意見の提出がありました。
その結果を踏まえ、「衛星放送の未来像に関するワーキンググループ報告書を踏まえたBS右旋の空き帯域の4K放送への割当てに関する基本的考え方」について取りまとめましたので、これを公表するとともに、提出された意見及び当該意見に対する総務省の考え方を公表します。
1 経緯
総務省「放送を巡る諸課題に関する検討会」(座長:多賀谷 一照 千葉大学名誉教授)の下に設置された「衛星放送の未来像に関するワーキンググループ(以下「WG」という)(主査:伊東 晋 東京理科大学名誉教授)」は、平成30年12月の新4K8K衛星放送の開始やインターネット動画配信サービスの伸展、周波数有効利用のための制度改正、さらには新型コロナウイルス感染症拡大の影響など、衛星放送を取り巻く状況は大きく変化していることを踏まえ、令和2年4月から議論を行い、令和3年10月29日にWGの報告書を公表しました。
今般、WG報告書の提言を踏まえ、総務省においてBS右旋の空き帯域を4K放送へ割り当てるために必要な制度整備を行うに当たり、BS右旋の空き帯域の4K放送への割当てに関する現時点の総務省の基本的考え方を整理し、広く意見を募集したところ、25件の意見の提出がありました。
意見募集の結果を踏まえ、「衛星放送の未来像に関するワーキンググループ報告書を踏まえたBS右旋の空き帯域の4K放送への割当てに関する基本的考え方」について取りまとめましたので、これを公表するとともに、意見募集の結果について公表します。
2 公表資料
(1) 衛星放送の未来像に関するワーキンググループ報告書を踏まえたBS右旋の空き帯域の4K放送への割当てに関す
る基本的考え方(
別紙1)
(2) 「衛星放送の未来像に関するワーキンググループ報告書を踏まえたBS右旋の空き帯域の4K放送への割当てに関す
る基本的考え方」に対する意見募集の結果(
別紙2)
3 資料の入手法
公表資料については、電子政府の総合窓口[e−Gov] (https://www.e-gov.go.jp/)の「パブリックコメント」欄に掲載します。また、総務省情報流通行政局衛星・地域放送課(中央合同庁舎2号館11階)において閲覧に供するとともに配布します。
<関係資料>
○ 衛星放送の未来像に関するワーキンググループ報告書を踏まえたBS右旋の空き帯域の4K放送への割当てに関する基本的考え方についての意見募集(令和4年6月22日)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu11_02000131.html |