総務省は、衛星基幹放送に係る周波数の使用に関する基準の一部を改正する省令案について、令和6年12月26日(木)から令和7年1月29日(水)まで、意見を募集します。
1 概要
総務省では、「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会」(座長:三友 仁志 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授)の下に、令和5年11月から「衛星放送ワーキンググループ」を開催し、衛星放送を取り巻く環境が変化する中で、衛星放送における課題を解決し、持続可能な衛星放送の将来像を描くべく、短期・中期にわたる諸課題について議論・検討を行ってきました。
令和6年12月にとりまとめられた「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会 衛星放送ワーキンググループ取りまとめ」において、4K放送に使用されている映像符号化方式である圧縮効率の高いHEVC方式を2K放送に使用することで、限られた周波数帯域をより効率的に使用することが可能となること、また、同じ映像符号化方式を使用することで、2K放送と4K放送が同一の中継器を使用することができるようになること等の理由により、HEVC方式を2K放送に使用する選択肢を設ける制度整備を実施することが望ましいとされています。
今般、これを踏まえ、衛星基幹放送に係る周波数の使用に関する基準(令和2年総務省令第9号)の一部を改正する省令案について、意見募集を行います。省令案の概要は
別紙1
のとおりです。
2 意見募集対象
衛星基幹放送に係る周波数の使用に関する基準の一部を改正する省令案(新旧対照表)(
別紙2
)
3 意見公募要領
4 意見募集期間
令和6年12月26日(木)から令和7年1月29日(水)まで(必着)
(郵送の場合は、締切日の消印まで有効)
5 今後の予定
提出された御意見を踏まえ、省令改正の所要の手続を速やかに進めていく予定です。
【関係報道資料】