総務省は、通信・放送サービスを取り巻く環境変化に対応し、高度な放送サービスの早期普及を図るため、「4K・8K(スーパーハイビジョン)」、「スマートテレビ」、「ケーブル・プラットフォーム」の3分野について、その具体化に必要な事項を検討することを目的として「放送サービスの高度化に関する検討会」を開催します。
1 背景・目的
光ファイバー、衛星その他有線・無線メディアにおける伝送容量や、CPUの処理能力の飛躍的向上など、通信・放送サービスをとりまく環境は大きく変化し、個々のサービス高度化に加え、通信・放送相互の連携による利便性の高いサービスの提供が、更に容易に実現可能な状況となっています。
こうした状況を踏まえ、通信・放送サービスに関する今後の取組について、平成24年7月、情報通信審議会から、「4K・8K(スーパーハイビジョン)」「スマートテレビ」「ケーブル・プラットフォーム」の3分野について提言が行われました。当該提言を踏まえ、その具体化に必要な事項を検討することを目的として、「放送サービスの高度化に関する検討会」を開催します。
2 主な検討事項
(1)4K・8K(スーパーハイビジョン)に関する、放送サービスや受信機器の実用化・普及に関するロードマップの策定
(2)視聴者の安全・安心の確保の観点から必要となる、スマートテレビに関するルールの具体化、及びその推進体制の整備の進め方
(3)ケーブルテレビのプラットフォームに求められる機能とその整備の進め方
(4)その他
3 構成員
4 開催期間
平成24年11月12日(月)に第1回会合を行い、おおむね半年を目途として開催する予定です。